ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIの携帯電話キャリア大手3社は1月5日、各社トップの年頭所感を発表しました。以下に、要約してご紹介します。 ソフトバンク孫社長「情報革命を加速」 ソフトバンクの孫正義社長は、2016年について、世界の注目を集めた約3兆円での英ARM買収を「長年の悲願でもあり、シンギュラリティーを迎える世界へ向けて重要な一手」と位置づけ、今後、ソフトバンクグループの中核的存在になる、と語りました。 また、IoTやビッグデータといった新しい流れに対応する体制が、世界各地でビジネスを展開する同社グループ内に整っていることを強調しました。 さらに、サウジアラビアの政府系投資機関と提携して設立を発表し、最近Appleが出資計画を認めてさらに注目を集めた、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じて情報革命を加速したい、と語っています。 NTTドコモ吉澤社長「5G時代を見据えたネット