Googleの副社長が、CPUの深刻な脆弱性「Meltdown(メルトダウン)」と「Spectre(スペクター)」への対応には、企業を超えた数百人のエンジニアが数カ月にわたって取り組み、「過去10年間で最大で、最も困難だった」と振り返っています。 数百人のエンジニアが企業をまたいで連携し対応 2018年はじめにGoogleの技術者チームが発表した、「Meltdown」と「Spectre」と呼ばれるCPUの深刻な脆弱性への対応について、Googleのベン・トレイナー・スロース副社長が同社公式ブログで説明しています。 スロース氏は、Googleのサービスが、MeltdownとSpectreの影響を受けないよう対策した際の詳細を明かしています。 広く使われているCPUに共通して、20年近くにわたり存在していた脆弱性は、発見するのと同様、対策するのも大変だった、とスロース氏は述べています。 対応に