日本の半導体大手ルネサスエレクトロニクスは2月8日、イギリスの半導体大手Dialogを約6,157億円で買収すると発表しました。Dialogは以前、iPhoneなどの電源管理チップを供給していましたが、Appleは電源管理チップの内製化へと方針転換していました。 Dialog買収でIoTや自動車分野を強化 ルネサスエレクトロニクスは、Dialogの買収により、Dialogが強みを持つ低電力技術、Wi-Fi、Bluetoothなどのコネクティビティ技術、ワイヤレス充電技術を獲得することで製品ラインナップを拡充、今後の発展に期待がかかる5G、IoT、自動運転車などの分野を強化できる、と発表しています。 ルネサスはDialogの全株式取得による買収を2021年末までに完了する見込みと発表しており、買収総額は約49億ユーロ(約6,157億円)です。 Samsungがルネサスの買収検討との報道も ル