1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 緊張が高まる北朝鮮情勢を巡って、関係各国による様々な外交戦が繰り広げられている。米国・日本などが北朝鮮へのさらなる「圧力」を主張し、中国・ロシアなどは北朝鮮との「対話」の必要性を強調して対立している。 筆者は、北朝鮮情勢が緊迫度を増していることは認識しつつも、まだ戦争に至る状況にはないと判断している。北朝鮮は米国への挑発を繰り返してはいるが、お
スマホ向けSLG「戦艦帝国」の上級顧問に,あの板垣伴信氏が就任。その経緯と本作の魅力,そして今後の展開とは ライター:大陸新秩序 2017年8月某日,「DEAD OR ALIVE」や「NINJA GAIDEN」で知られるゲームクリエイター板垣伴信氏から,4Gamer編集部に「戦艦帝国の話をさせてほしい」という,よく分からない電話が突然かかってきた。 「戦艦帝国」(iOS/Android)は,CoolFactoryがサービス中の,第二次世界大戦を題材とするスマートフォン向け艦隊シミュレーションゲームだ。その本格的かつリアル志向の内容は,日本のウォーゲームファンや軍艦ファンの心を捉え,累計ダウンロード数は600万を超えている。とはいえ,当時の板垣氏はヴァルハラゲームスタジオの代表取締役・最高技術責任者(CTO)であり,CoolFactoryとは何も関係ない。 電話に出た担当編集も終始首をかしげ
VRは射撃トレーニングに有用なのか? エムエスアイコンピュータージャパンから発売中のバックパック型PC『VR One』。VRプレイに最適化したパーツ構成に加えて、ノートPCのようにバッテリーのみで駆動できるのが特徴だ。背負った状態で電源ケーブルを気にせずどこでもVRコンテンツを遊べるのは、VRファンにとってうれしい製品だ。 2017年8月31日、『VR One』を使った“変わった実験”が行われた。取材班は会場の新橋ツクモデジタルライフ館に突撃取材を決行した! 今回の実験では、『VR One』を特殊部隊に所属していた元プロの戦士に使ってもらい、機動性や耐久性などのテストを行うと言う。さらに、特殊部隊のトレーニングに「VRを活用できるか?」という実験も兼ねているそうだ。 使用したゲームはVR FPSの『Overkill VR』(Steam内の紹介ページ→こちら)だ。ファミ通.comはゲーム中心
韓国国防省は7日、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対応するために、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」をすべて配備し終えたと発表しました。 これを受けて、韓国国防省のムン・サンギュン(文尚均)報道官は「韓国政府は、さまざまな弾道ミサイルの発射や威力を増した核実験などにより、一層強まっている北の核とミサイルの脅威から、国民の生命と安全を保護するための措置の一環で臨時配備をした」という声明を発表しました。 一方、THAADの配備に反対している中国やロシアなどを念頭に「周辺国が示している安全保障上の憂慮を解消する必要を認識していて、具体的な方法を議論するため関係国との協議を検討している」として、理解を求めていく姿勢を示しました。 韓国政府はTHAADを恒常的に配備するかどうかについては、環境などへの影響を調査して決めるとしていますが、中国が今後、反発を強めることは避けられず、中国に進出
北朝鮮が核実験を強行した。習近平は再び顔に泥を塗られた。それ以上に重要なのは、中国が切った「中朝軍事同盟」カードの重要性を、日米が読み切れなかったことだ。最後のチャンスを逃してしまった事実は大きい。 ◆習近平は再び顔に泥 5月14日付けのコラム「習近平の顔に泥!――北朝鮮ミサイル、どの国への挑戦なのか?」に書いたように、中国が建国以来最大のイベントと位置付けていた一帯一路(陸と海の新シルクロード)国際サミット初日の朝、北朝鮮は弾道ミサイルを発射して習近平国家主席の顔に泥を塗った。世界を中国に惹きつけるための晴れの舞台で開会の挨拶をする直前だった。 今回もまた、9月3日から習近平の政治業績地の一つ、福建省のアモイでBRICS(新興5ヵ国)会議を開催する、まさにそのタイミングに合わせて核実験をしたのである。又しても習近平が晴れの舞台として開会の挨拶を準備万端整えていた最中のことだ。 なぜ北朝鮮
3日、北朝鮮が6回目の核実験を行ったことを受け、広島市の平和公園では被爆者団体などが抗議の座り込みを行いました。 参加者たちは「ヒロシマからすべての核実験に強く抗議する!全世界の『核兵器廃絶』と『恒久平和』を」と書かれた横断幕を掲げ、およそ30分間にわたって座り込みを行いました。 このあと日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の箕牧智之代表理事があいさつし、ことし7月に国連で採択された核兵器禁止条約に触れて、「核兵器の製造や保有、実験や威嚇などが法的に禁止されたのにもかかわらず、北朝鮮は実験を強行した。国連はこのような行為を許さないよう方策を講じてほしい」と述べました。 最後に参加者たちは原爆慰霊碑に向けて黙とうをささげました。 座り込みを終えた日本被団協の箕牧代表理事は「核兵器が使われればどうなるのか、広島や長崎の例を見れば世界中の人もわかると思います。北朝鮮と話し合いによって解決できる
北朝鮮は9月3日、1年ぶりに6回目の核実験を実施した。同日午後3時半に朝鮮中央テレビは、ICBM(大陸間弾道ミサイル)搭載用の水爆実験が「完全に成功した」と発表した。 場所は核実験場のある咸鏡北道吉州郡の豊渓里(プンゲリ)周辺と見られる。現時点では、今回の核実験が成功したかどうかは定かではない。ただ、日本の気象庁は午後0時31分頃、北朝鮮付近を震源とするマグニチュード(M)6.1の地震波を観測している。前回(16年9月)の実験ではエネルギー量がM5.3だったことを考えると、爆発の規模は10倍程度大きくなっている。 8月29日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは日本列島を越え、北海道の襟裳岬沖約1180kmの地点に着弾した。日米問わず、国際社会から強い非難を浴びる中、それらを無視するかのように、1週間後には核実験を強行した。 北朝鮮を巡る情勢は更に緊迫度が高まってきた。私たちは、今、これらの行動
韓国の民間空港が閉鎖された場合、在韓米軍が南部まで日米の民間人を陸路で輸送し、海上自衛隊の輸送艦などで 釜山 ( プサン ) から福岡などの西日本まで運ぶことが柱だ。複数の政府関係者が明らかにした。ただ、5万人以上の在韓邦人を実際に退避させるには課題が多く、政府は詰めの作業を急ぐ方針だ。 在韓邦人の退避にあたっては、軍事的緊張が高まった段階ですぐに政府が退避勧告を発出し、チャーター機を含む民間機で可能な限り多くの邦人を日本に輸送して、韓国滞在者を減らすことが基本方針だ。 北朝鮮が軍事攻撃に踏み切った場合は、空港閉鎖が想定され、民間機での移動が困難になる見通し。その場合、まずはシェルター(退避施設)に避難し、72時間を目安に事態が沈静化すれば退避を開始する。
警視庁昭島署(東京都昭島市上川原町)に保管されている、旧日本陸軍の航空施設跡地から発見された爆弾のような金属球体3個。詳細がわからず長らく処分に困っていたが、産経ニュースが報道したところ、全国から産経新聞や昭島署に多数の情報が寄せられた。情報を集約した結果、昭島署は球体Xを「航空機の夜間離着陸用誘導灯」と認定。担当者は「こんなに速く詳細が判明すると思っていなかった。情報提供に感謝します」と話している。 処分に困っていた謎の金属球体 平成27年11月17日、昭島市中神町の工事現場から発見された直径約15〜20センチの謎の金属球体3個が、警視庁昭島署に届けられた。この工事現場は、旧日本軍の立川陸軍航空工廠や、米軍立川基地(キャンプ・フィンカム)など軍施設の跡地だった。 当初、この金属球体は不発弾ではないかと思われていたが、調査をした自衛隊朝霞駐屯地は「不発弾ではない。詳細不明」と回答。内部から
() 安全保障関連法の成立で、自衛隊の現場は、来年3月までの半年以内に、拡大した新たな任務に対応できるよう求められます。 統合幕僚監部が、ことし5月、全国の部隊指揮官に説明するため作成した資料では、海外で日本人が暴徒に囲まれたり誘拐されたりした場合、武器を使った対応が新たに求められるほか、PKOで海外に派遣された自衛隊の部隊に対し、ほかの国の隊員や民間人が離れた場所で襲撃された場合、その場に駆けつけ、武器を使って助ける任務が求められる可能性もあるとされています。このためにどのような訓練を行うのか、検討の必要があるとしています。 また、東シナ海での日米共同の情報収集や警戒監視などをより一層進めることや、南シナ海に対する関与の在り方を検討する必要についても記述しています。 さらに、護衛艦などが、共に行動するアメリカ軍の艦艇を守る場合、どのような手順で武器を使用するのかについて、詳細な基準を整備
愛知県立芸術大学デザイン科の学生・中村真由香(@maureka_7)さんによる卒業制作「軍艦巻き」がTwitterなどで話題になっている。軍艦巻きとは一般的に海苔で巻いた酢飯の上にイクラやウニなどを乗せた寿司を指すが、中村さんの軍艦巻きは「もっと軍艦らしい軍艦巻き」だ。 「戦艦 金剛」「航空母艦 鳳翔」「駆逐艦 雪風」など11種類の軍艦を、寿司で再現した。楕円形のよくある軍艦ではなく、本物の軍艦っぽい形をしており、ご飯を敷き詰めた甲板が広がっている。海苔で作った砲撃台っぽいものも付いていて、勇ましく、無骨な感じに仕上がっている。 中村さんは「お寿司の軍艦巻きは『軍艦』という名がついていながら、勇ましくもないし、そもそも軍艦に似ていると言えるのだろうか?」と疑問に思い、制作したという。「おいしい制作のおかげで体重がすこし増えた」ものの「自分らしいアホな作品になった」と満足しており、「軍艦に興
『ガサラキ』(Gasaraki)は、1998年10月4日から1999年3月28日まで全25話にわたってテレビ大阪発テレビ東京系列で放送されたサンライズ制作のロボットアニメ作品。 『装甲騎兵ボトムズ』を手がけた高橋良輔が、『蒼き流星SPTレイズナー』以来、13年ぶりに監督を務めたテレビシリーズのロボットアニメである。リアルロボットや実在兵器が登場する迫真性が高い戦闘描写、政治ドラマを持ち味とする近未来SFとしての側面と、能を始めとして和風のテイストを盛り込んだ伝奇作品としての側面を持つ。高橋が手がけるリアルロボット・テレビアニメとしては、初めての半年2クールシリーズ企画でもあった。 (ただし助監督として参加していた谷口悟朗の後年のインタビューによれば、高橋は当時多忙で現場につきっきりでいることができなかったため、脚本の決定権を除き自分たちが中心になって映像を制作していたと発言している)[1]
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