2週間ほどメイン案件もサブ案件も忙しくエントリができなかったのがようやく落ち着いてきた。そんな中で読んでいて、すっかりはまってしまったのが行動主義―レム・コールハースドキュメント。 建築家レム・コールハース氏のドキュメンタリーだが、この人物には異様なエネルギーが宿っている。400ページを超える本書もスピード感にあふれていて一気に読めてしまった。 これはコールハース氏を追いかけた瀧口さんの語り口の妙もあるだろう。瀧口さんは、僕の好きなソフトウェアの達人たち―認知科学からのアプローチの訳も手がけられている。テクノロジー関連のジャーナリストを努めておられながら、建築にも興味があるらしく、その活躍の範囲はすばらしいものがある。ぜひお会いしてみたい方だ。 それはさておき。 コールハース氏の異常なまでの行動力については本書を読んでいただくとして、彼が主宰するOMAという建築事務所の手法について参考にな