ファウラー著「ドメイン特化言語」を読んだ。 やはり、ファウラーはIT業界の未来について、いつも一歩先のことをよく考えている。 自分が理解できたこと、感想をラフなメモ書き。 【参考】 ごあいさつ - DSL翻訳者の悩み 48章(DecisionTable)のクラス図 - DSL翻訳者の悩み 41章(Dynamic Reception)のクラス図 - DSL翻訳者の悩み 【1】ステートマシンの例からDSLの意義を考える 第1章で、ステートマシンの例を持ちだして、DSLが何故必要なのかを説明してくれている。 自分が本を出版してみて分かったことは、本の最初で、この本で言いたいことは何なのか、を明示することが重要。 普通は最初に、具体例や問題を提示して、本で言いたい主張を概略的に述べると、読者を引き込みやすい。 ステートマシンの例では、Javaで実装したステートマシンを各インスタンスごとに振る舞いを