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犯罪と文学に関するhhasegawaのブックマーク (15)

  • 「姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』ブックトーク」レポート ~「モヤモヤ」とともに振り返る~ - 東大新聞オンライン

    2016年、東大生・東大大学院生5人による集団強制わいせつ事件が起き、世間に衝撃が走った。あれから2年以上がたった2018年7月、事件に着想を得た小説『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋社刊)が出版され、再び大きな話題となった。 そんな中、2018年12月に東大駒場キャンパスで開催されたブックトークイベント。あっという間に過ぎた、濃密な2時間の内容を、編集部員によるイベントの書き起こしと共に振り返る。 (取材・石井達也、一柳里樹、高橋祐貴、武沙佑美、楊海沙 構成・武沙佑美 撮影・石井達也) ※レポート記事文のリンクをクリックすると、書き起こしの該当発言部分にジャンプし、ジャンプ先のリンクをクリックするとレポート記事文に戻れます。実際にどのようなニュアンスでの発言だったのか、少しでも感じ取る手がかりにしていただけますと幸いです。 <イベント詳細> 日時:2018年12月12日水曜日 19時~

    「姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』ブックトーク」レポート ~「モヤモヤ」とともに振り返る~ - 東大新聞オンライン
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/02/09
    昨年から揉めていた「ブックトーク」書き起こし。揚足取りのように言われた三鷹寮に関する指摘も、裕福ではない学生用の寮をダシにして東大生=富裕と誘導する作為への、基本的に正当な批判だったことなどがわかる。
  • 僕は頭がいいけれど…東大生が抱く「彼女は頭が悪いから」への違和感|好書好日

    文:伊藤あかり 横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち、女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学に進学した竹内つばさ。ふたりは出会い、恋に落ちた。はずだったのに。嫉妬や劣等感、階級意識から、東大生5人による強制わいせつ事件がおきてしまう。事件後、被害者のはずの美咲は「東大生の未来をつぶした“勘違い女”」として世間から攻撃を受ける。 合格が決まって校舎に垂れ幕 「東大だから起きた事件」「学歴至上主義がそうさせた」といった論があるみたいですけど、そうした言われ方をされるのは納得がいきません。「学歴」で女性が釣れるなんてことは、僕のまわりでは想定しにくいからです。 まず、僕の自己紹介をさせてください。東大への進学率が低い県から受験しました。つまり、東大生がレアな県なんです。3000人に1人とも言われています。 県内の進学校にかよっていましたが、学校で1番の子で頑張って筑

    僕は頭がいいけれど…東大生が抱く「彼女は頭が悪いから」への違和感|好書好日
    hhasegawa
    hhasegawa 2019/01/12
    さすがに反論も取材する気になったかと思いきや、結局は同種の偏見を煽る内容で嘆息。母校に「東大合格」の垂れ幕がかかった、東大に入学すればモテると思っていた、という人は実在したとしても相当レアケースでは。
  • <姫野カオルコインタビュー> 彼女はなぜ、非難されたのか? 『彼女は頭が悪いから』 | 「オール讀物」編集部 | インタビュー・対談

    2018.08.29インタビュー・対談 <姫野カオルコインタビュー> 彼女はなぜ、非難されたのか? 「オール讀物」編集部 『彼女は頭が悪いから』 出典 : #オール讀物 ジャンル : #エンタメ・ミステリ 『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ 著) 二年前に起こった、東大生五人による強制わいせつ事件。この事件に想を得て書かれたのが作だ。 ごくふつうの家庭で育ち、女子大に進学した美咲は、東大生のつばさと偶然出会い、二人は恋をしたはずだった。だが半年後、つばさは仲間と共に美咲を酔い潰し、侮辱的なわいせつ行為に及ぶ。「尻軽女だから何してもいいよ」と言ったつばさ。美咲がつばさに会う前に化粧をしたのは、東大生と聞いて「すごい」と言ったのは、つばさの言うような“下心”だったのか。 「報道を聞いて、スーパーフリー事件をはじめ、これまでに起こった集団レイプ事件とは何か違う感じがしました。被害者がその場を

    <姫野カオルコインタビュー> 彼女はなぜ、非難されたのか? 『彼女は頭が悪いから』 | 「オール讀物」編集部 | インタビュー・対談
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/18
    件の作者のインタヴューに出てくる「裁判所待合室で『ぼく東大』を連呼する東大生」も、ここまでくると疑わしい。自分は同級生だから傍聴しているがあなたはどういう関係なんですか、といった趣旨を捻じ曲げられた?
  • 『彼女は頭が悪いから』への反応をめぐる考察|ミザリ|note

    12月12日のブックトークについて、ツイッターで様々な言説が飛び交っています。私も参加した身として、ツイッター上の議論が様々な誤解と分断を含んでいることにもやもやし、整理したいと思い、この記事を書きました。 このレポートはとてもよくまとまっていて素晴らしいのですが、私に見えたものとはずれているところもありました。以下は、そのずれがどうして生じたのかについての考察でもあります。 私は、この小説に対する反応を、この図のように分類して理解しています。 ブックトークの登壇者は大まかに言って①②の人たちです。その中で、①の中でも超左上に位置する瀬地山先生、①に位置するその他の東大教員たち、②に位置する姫野先生と担当編集者、①と②の真ん中に位置する小島慶子さん、というふうに、私は認識しました。 一方、聴衆の側は、この表のすべてにわたっていたでしょう。ただ、このイベントのテーマとしては ・性の尊厳、セク

    『彼女は頭が悪いから』への反応をめぐる考察|ミザリ|note
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/16
    「彼の怒りは『この小説は、東大生の性差別意識という実在する問題を単純化しすぎている』という怒りだと理解しました」文学史的には、瀬地山発言は「俗情との結託」論争の大西発言の延長でとらえるべきということ。
  • 姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』東京大学ブックトークイベント感想 2018.12.12

    2016年に起きた東大生による強制わいせつ事件に着想を得た、姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋社刊)の東京大学駒場キャンパスでおこなわれたブックトークの感想ツイートをまとめました。 ブックトーク参加者のTweetに限っています。反響は含めていません。

    姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』東京大学ブックトークイベント感想 2018.12.12
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/15
    注目に値するのは、フェミニズム親和的であろう読者層が、フィクションは現実と異なる、作中の「東大」と現実の東大を混同する輩は小説を読む能力がない、という表現の自由戦士系のロジックを弄している現状である。
  • 『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加して見えた「東大」という記号の根深さ|はままり

    東大で開催された、姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加しました。正直、あまりにもモヤモヤする展開で、まるでこの空間自体が「彼女は頭が悪いから」のテーマを再現しているようでした。 今回のブックトークでは、2016年に起きた東大生による強制わいせつ事件に着想を得たフィクション小説『彼女は頭が悪いから』の内容から、以下のようなテーマで話す場だと告知されていたので足を運びました。(以下、告知文章より引用) ・性の尊厳、セクシュアル・コンセントとは?(性暴力事件の再発防止のために何が必要か) ・「学歴社会」と性差別について ・「東大」というブランドとの付き合い方、向き合い方感想としては、もっと上記の内容に沿った話をしてほしかったです。イベントを企画された林香里教授が開会の挨拶で、 「東大にとって、ジェンダーや性暴力の話題に関して外の空気に触れることは大事。どうしてこういうことが起こる

    『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加して見えた「東大」という記号の根深さ|はままり
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/14
    批判されている某教授の発言は実はそこまで妙でもなく、モデルが自明なリアリズム系フィクションでどこまで事実を改変ないし誇張しうるかの問題である。「俗情との結託」論争や『石に泳ぐ魚』訴訟などとも関連する。
  • 石原慎太郎が「やまゆり園事件犯の気持ちがわかる」と暴言、天皇には「スキューバで人生観変わる」と仰天アドバイス - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    石原慎太郎が「やまゆり園事件犯の気持ちがわかる」と暴言、天皇には「スキューバで人生観変わる」と仰天アドバイス 豊洲新市場問題で、石原慎太郎にようやく、批判の声が上がり始めた。都知事在任中に問題の“地下コンクリート案”をゴリ押ししていたにもかかわらず、嘘と責任逃れ、開き直りを連発するその姿には、石原に弱いマスコミもさすがにかばうことができなくなったらしい。 ただ、石原の都知事時代の暴挙は、こんなレベルの話ではない。新銀行東京というデタラメな金融機関を作って破綻をさせ、息子の美術事業に数億円の血税を投入し、舛添前知事の比ではない豪華な海外出張や会三昧、それでいて都庁にはわずか週3回しか出勤しない。さらには、障がい者、性的マイノリティ、女性、中国韓国への数々の差別発言……。 こんな人物をまともに批判もせず、都知事の椅子に10年以上も居座らせていたことが異常なのだ。まさに石原をタブー扱いしてき

    石原慎太郎が「やまゆり園事件犯の気持ちがわかる」と暴言、天皇には「スキューバで人生観変わる」と仰天アドバイス - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/09/27
    相模原の事件が「ある意味で分かる」と言っても、容疑者を作品化できる水準でかと問えばそうでもなさそう。障害者は経済的負担だから殺す、とは「普通」で「近代的」発想で、作家としての彼の志向ともずれるだろう。
  • 関東大震災と文豪 : 成蹊大学図書館の展示から | CiNii Research

    hhasegawa
    hhasegawa 2016/09/05
    関東大震災への作家の反応をまとめた論文(PDFあり)。「ボルシェヴィツキと不逞朝鮮人との陰謀」のデマを戒める菊池寛を描写した芥川の文章がよい。もちろん、彼が創業した某社のその後の運命と併せて、である。
  • 「清原はマッチ売りの少女だった」 石丸元章が語る体験的ドラッグ論

    「日全国から選りすぐりのジャンキー」 「覚醒剤が高いのは、命の値段だから」 ASKA氏や清原和博容疑者ら、覚醒剤取締法違反での相次ぐ「大物」の逮捕を契機に、改めて薬物問題への注目が高まっています。『スピード』『アフター・スピード』で自身のドラッグ体験をつづったジャーナリスト・作家の石丸元章さん(50)に、薬物との向き合い方や依存症からの立ち直り方について聞きました。 「きっかけは…好奇心ですね」 ――石丸さんは1995年に覚醒剤取締法違反で逮捕されました(懲役1年6カ月、執行猶予4年)。ドラッグに手を出したきっかけは何だったのですか。 好奇心ですね。ウィリアム・バロウズ(※ビートニクスを代表する米国の作家。著書に『ジャンキー』など)とか、ティモシー・リアリー(※LSDによる意識の変容を研究。カウンターカルチャーに大きな影響を与えた)とか、外国の表現者やミュージシャンのを読むと、ドラッグ

    「清原はマッチ売りの少女だった」 石丸元章が語る体験的ドラッグ論
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/03/04
    「色々なドラッグをやってみて、それを文章に書こうじゃないか」については、バロウズやリアリーより以前に、世紀転換期以来のドイツ語圏の達成であった。ベンヤミン(『陶酔論』)もユンガー(『薬物と陶酔』)も。
  • Copy__writingと痛々しい青春の受容

    数日前くらいだったか、コピペアカウントとして悪名高いCopy__writingが女子高生にインタビューを受け、潜在的なアンチに火が付き遂に大炎上という愉快な展開を迎えていた。 きっかけとなったインタビュー記事は『@Copy_writing中の人インタビュー!「インターネットは、すべての話を良い方向に持って行こうとする傾向があるけど、暗いことは暗いことでいいじゃない、と言いたい」』で読める。コピペアカウントにむやみにインタビューした女子高生のリテラシーを責める向きもあるが、どちらかというとこれはアップロードまでにストップをかけられなかった大人の責任であるような気がしている。 実はこの「大人」というのが案外厄介で、この事件に関して重大な意味を持つのだが、それは追々説明する。 Copy__writingがウケたわけ そもそもの前提として、青春というのは基的に痛々しいものであるということを主張し

    Copy__writingと痛々しい青春の受容
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/01/30
    著者本人は冗談で自作のことを「金隠し」と呼んでいた。『金閣寺』が好きだ、と言って女子高生の気を引こうとする男は、金隠しをとって中身を見せる瞬間のことしか考えていないであろうし、いま思えば慧眼であった。
  • なぜ女子高生は@Copy__writingに騙されるのか - ポエムを褒められたら性犯罪者と思え - 僕の詩を返せ

    ブログを始めることにした。いろんなことを書く。 前置きは省いて、いきなり題に触れよう。 今話題のこのインタビュー。 @Copy_writing中の人インタビュー!「インターネットは、すべての話を良い方向に持って行こうとする傾向があるけど、暗いことは暗いことでいいじゃない、と言いたい」 | 青春基地 (追記: @Copy__writingって何? という方はこちらをご参照) novtan.hatenablog.com penguin-diary.hatenablog.com インタビュアー・書き手は女子高生である。だから、インタビューや記事そのもののクオリティに関してはひとまず言及を控える。大人の手がどこまで入っているか知らないが、ここまで書けていれば立派なものだろう。 @Copy__writingとそのアカウントの管理者であるFall™氏に言いたいことは5万字くらいあるが、それもぐっとこ

    なぜ女子高生は@Copy__writingに騙されるのか - ポエムを褒められたら性犯罪者と思え - 僕の詩を返せ
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/01/29
    「”美しい物が好き”で”言葉が好き”」な高校生が真正の詩に取り組まず、結局は商用文であるコピーで満足することについて、双方の当事者といえる旧セゾン総帥のコメントが求められるも、もはやこの世にはいない。
  • 侮辱画像がTwitterに投稿されイスラム国関係者が反応? 殺害予告も - ライブドアニュース

    by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと Twitter上に、イスラム教への過激な「侮辱画像」が投稿された 投稿者の実名などが晒され、IS関係者と思わしき人物の「殺害予告」に発展 徳島県警は、テロの阻止のために投稿者の自宅の周辺警戒を行っているという 提供社の都合により、削除されました。 概要のみ掲載しております。 関連ニュース ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能 女子

    侮辱画像がTwitterに投稿されイスラム国関係者が反応? 殺害予告も - ライブドアニュース
    hhasegawa
    hhasegawa 2015/02/07
    「キリスト教三大天使」とあるが、ガブリエル=ジブリールは神とムハンマドを媒介した存在でもある。この関係をパロディ化して「死刑宣告」されたのが『悪魔の詩』の作者であり、わかってやっているなら大したもの。
  • ゲーテは「佐村河内守」を暴いてみせた

    いつの時代にも詐欺師、詐術師ははびこるものだ。ソチ五輪開幕を前に大きな話題になったのが、「全聾の天才作曲家」「現代のベートーベン」を演じてきた佐村河内守氏だろう。フィギュアスケートの高橋大輔選手が同氏の作品「バイオリンのためのソナチネ」を使ってショートプログラムを演ずる、というまさに直前のタイミングなのだから、話題にならないはずがない。 そのインチキが暴かれたのは、18年にわたって実際に作曲をしてきたパートナーからの告発だった。いわば仲間割れである。もし、このパートナー関係がもう少し強固なものであれば、バレないままだったのかもしれない。 しかし、世界史を見渡せば、サムラゴウチさんも霞んでしまうような、スケールの大きい詐術師はいくらでもいる。中でも1749年から1772年に至る23年間のヨーロッパはすごかった。サン・ジェルマン伯爵、カザノヴァ、カリオストロ伯爵、シリーズ第4回で取り上げた神

    ゲーテは「佐村河内守」を暴いてみせた
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/02/12
    ゲーテ先生も身許照会のため変装してカリオストロの実家を訪問する芝居を打っており、ある意味で詐欺師同士で対決していたともいえる。詳細はやはり種村季弘(http://amzn.to/1kwe3Jn)参照。
  • より正しい物語を得た音楽はより幸せである ~佐村河内守(新垣隆)騒動について~

    被爆二世、独学で音楽を学んだ全聾の天才作曲家と謳われた佐村河内守氏のほぼ全作品が、実際には桐朋学園大学の講師を勤める現代音楽作曲家・新垣隆氏の手になるものだった、という衝撃的な事件が世間を賑わせている。これに関連して、少し自分の思うところを書いておきたい。 メディアや音楽出版社のあり方、またはポリティカル・コレクトネスについての議論はほかに譲るとして、音楽そのものについての話になる。今回の事件はかなり根源的な問題まで浮き彫りにした、というのがもっぱらの認識のようだ。人は音楽にいったい何を聴き、何を根拠に評価しているのかということ。また純粋に音楽を聴くのはいかに難しいかということ。そんな問題についてだ。ここで私は、純粋に音楽を聴くことなど不可能であるのは当然として、そんなことを目指す必要さえない、という主張を述べたいと思う。 私が初めて佐村河内氏の名前を知ったのは昨年、おそらく例のNHKスペ

    より正しい物語を得た音楽はより幸せである ~佐村河内守(新垣隆)騒動について~
    hhasegawa
    hhasegawa 2014/02/07
    物語=コンテクストを完全に排してテクストに取り組むのは不可能、だからこそ正確な外部情報を知る必要が生じるという話。もちろん、「作者の死」を口実に実証的伝記研究を怠る文学・思想研究者にも向けられている。
  • 「働けるのに無職」で逮捕、判断基準は?|弁護士ドットコムトピックス

    今年9月、奈良県警察がホームページにて、「働く能力がありながら収入もないのに仕事もせず一定の住居を持たないでうろついていた男を、軽犯罪法違反で現行犯逮捕」したことを明らかにした。 軽犯罪法とは、罰金以上の刑(※)で処罰するほどではない軽微な社会秩序違反に対して、拘留または科料の刑を定めた法律のことで、同法1条4号では「生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず、且つ、一定の住居を持たない者で諸方をうろついたもの」は処罰の対象になるとされている。 (※編集部注:刑の重さ順に、死刑、懲役刑、禁固刑、罰金刑、拘留、科料となる) この逮捕について気になるのが、「働く能力がありながら」とは、具体的にどのような基準でもって判断されるのか、ということだ。収入や住居の有無であれば客観的に判断しやすいと思われるが、働く能力という表現だとやや抽象的で、人によって判断が異なるように思える。

    「働けるのに無職」で逮捕、判断基準は?|弁護士ドットコムトピックス
    hhasegawa
    hhasegawa 2012/11/16
    ジュネのごとき文藝が生まれる余地が現代の日本にもまだあったことを、まずは言祝ぐべきであろうか? 放浪罪に類する規定は各国に残っていそうだが、「市民への脅威」を理由に復権してくる可能性は大いにあり得る。
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