タグ

2016年1月22日のブックマーク (1件)

  • シェイクスピアはこうでなきゃ!〜カクシンハン『ジュリアス・シーザー』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus

    カクシンハンによる『ジュリアス・シーザー』を池袋のシアターグリーンで見てきた。非常に荒削りな演出でまだいくぶん完成してないところもあるのだが、それでも「シェイクスピアはこうでなきゃ!」というようなキレッキレの演出で大変に面白かった。絶対におすすめできる。 とにかく素晴らしいのは、日の舞台としては非常にきちんとシェイクスピアを現代の政治にリンクさせていることである。『ジュリアス・シーザー』は大変政治的な芝居で、英語圏ではオールフィメールでやるとか、サブサハラのアフリカの国家という設定でやるとか、とにかく現代政治とリンクさせた演出にすることが多い。私も、基的にこの芝居においてシーザーはローマで殺される偉人ではなく現代に生きる政治家であり、ローマは過去ではなく生々しい現実として表現されるべきだと思っているのだが、このカクシンハンの『ジュリアス・シーザー』はまさに現代日に生きている観客のため

    シェイクスピアはこうでなきゃ!〜カクシンハン『ジュリアス・シーザー』(ネタバレあり) - Commentarius Saevus
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/01/22
    ということは共和政が立憲主義に対応するのか。確かに、国制を明示的に変革しないまま別の政体を実現する、というのは、「元首政の手口に学ぶ」ともいえる。むろん、それは「ローマではない(『ローマ法案内』)」。