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2018年2月17日のブックマーク (1件)

  • 「ノブレス・オブリージュ」略考 | 筆不精者の雑彙

    数日前に「ノブレス・オブリージュ」という言葉に関する最近の日の言説について、経済的側面を軽視しているのではないか(その側面は百年前の西欧の知識人は認識しており、日の知識人もそのことを知っていた)といった話を書きましたが、その時「ノブレス・オブリージュ」という言葉をウィキペディアで検索したところ、ちょっと気になることがあったので、備忘として一筆。これはまた、該当記事に緒方氏が寄せてくださった「私は「ノブレス・オブリージュ」に対する幻想が酷いのではないかと妄想します」というコメントに対する返信とも部分的にはなろうかと思います。 まずウィキペディアの「ノブレス・オブリージュ」の項目から該当部分を引用。 F.A.ケンブル(フランセス・アン・ケンブル。1809-93。イギリスの女優)が1837年に手紙に「…確かに『貴族が義務を負う(noblesse oblige)』のならば、王族はより多くの義務

    「ノブレス・オブリージュ」略考 | 筆不精者の雑彙
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/02/17
    元来obligerは「誰に(目的語)」「何を(à ~)」義務として課すのか記す必要がある他動詞なのに、そこを省略し格言化したがゆえに、各人が«Noblesse oblige»に妄想を託せたのであろう。