前回は、インプットマネージャを利用したハックの方法を説明した。InputManagersフォルダの下にバイナリを置くだけで実現できるが、すべてのCocoaアプリケーションに自動的に読み込まれてしまうという欠点もある。例えばWebブラウザであるSafariをハックするような、ターゲットとなるアプリケーションに特定したい場合もあるだろう。 そのようなときのために、ハックするモジュールの読み込みを管理するためのソフトウェアがある。今回は、それを紹介しよう。 SIMBL SIMBL(Smart InputManager Bundle Loader)は、アプリケーションを拡張するためのプラグインを管理するためのソフトウェアだ。名前から分かるように、InputManagersから侵入するタイプのモジュールを対象にしている。つまり、Cocoaアプリケーション専用という事だ。 SIMBL SIMBLそのも
Mac OS X 向けアプリケーション開発を仕事としている永遠製作所が、日々の開発でつきあたった問題点や、ちょっとしたTipsをメモしていこうと言う、自分勝手な覚え書きブログ。 さて、現行のOSでは、日本語のアプリケーション名をつけるにはどうすればいいのか? #前回はちょっと間が空いたのでここ('06/11/21のエントリー) http://eien.seesaa.net/article/27964381.html (1)InfoPlist.stringsのローカライズ InfoPlist.stringsというファイルがResourceグループにあるはずです。これをローカライズしてください。ファイルのローカライズは、情報を見るで情報パレットを開いて「ファイルのローカライズを可能にする」。ここで日本語を追加します。 (2)InfoPlist.stringsにCFBundleNameを追加 (
Cocoaアプリケーションをちゃんと仕上げるためには「Info.plist」と「InfoPlist.strings」ファイルの設定が必要だ。この設定方法については、かなり詳細なドキュメントが揃っている。(素晴らしい日本語訳に感謝!) ポッチンコンバート ポッチンコンバート > 実行時設定ガイドライン > プロパティリスト キー リファレンス ADC Home > 日本語翻訳 ADC Home > 日本語翻訳 > Cocoaアプリケーションチュートリアル > アプリケーションの設定 > 基本的なプロジェクト属性 しかし今まで、自分にとってはちょっと詳細過ぎて、必要な項目についての全体像がちゃんと理解できていない状態だった。以下、自分が必要そうな部分だけに限定した設定方法を調べてみた。 新規プロジェクト作成直後のXcodeのデフォルト設定の状態 新規プロジェクトでCocoa Applicati
今日はmixi OpenIDという認証サービスが発表され、各所で報じられている。 ミクシィ、認証サービス「mixi OpenID」を提供--「mixi Platform」第1弾 mixiサービス企画部長に聞く、「プラットフォームを開放する理由」 「あなたのマイミクだけコメント可能な掲示板」といったウェブサービスが開発可能になった『mixi OpenID』 「mixiがOpenIDのOPになったからと言って何がどうなるというわけでもないでしょ」と思っていた人も、「マイミクシィ認証」「コミュニティ認証」という2つの仕様には少し驚いただろう。前者は「○○さんとマイミクシィであるか」、後者は「○○というコミュニティに入っているか」をそれぞれ証明するものだ。これらを使えば、単にmixiのユーザが使えるというだけに留まらない、人や関心でのつながりを生かしたアプリケーションを作れることになる。 以下のコ
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