名古屋大学 高等教育研究センター トップページ > 出版物 > 名古屋高等教育研究 > 名古屋高等教育研究 第17号 名古屋高等教育研究 第17号 このジャーナルが目指すもの 編集委員会 ■特集―学士課程の専門教育の意義を問う 特集の趣旨 夏目 達也 名古屋大学経済学部における 経済学の専門教育としての意義 園田 正 人文系の学士課程教育について -人文系の再編を契機とした教育改革の試み- 佐久間 淳一 名古屋大学情報学部のカリキュラム 北 栄輔 名古屋大学工学部の改組と専門教育の位置づけ 田川 智彦 名古屋大学農学部の教育プログラム -現状と改編に向けて- 谷口 光隆 中川 弥智子 山本 一清 石黒 澄衛 川北 一人 ■研究論稿 現代女子大学の自己認識に関する一試論 -学長メッセージの内容分析- 橋本 鉱市 小原 明恵 加藤 靖子 講義型授業とアクティブラーニング型授業への取り組み方が学
ちょっと前のことになりますが、大学院ゼミで「よいレビュー論文とはどのような論文か?」ということが議論になりました。 レビュー論文とは「ある研究領域の、過去の先行研究を集め、その研究知見をまとめた論文」のことをいいます。 要するに、ワンワードでいえば「まとめ論文」。 過去の膨大な研究知見を「まとめて」くれるのですから、ありがたくて、ありがたくて、涙がでます。 例えば、グーグルスカラーなどで「知りたい研究領域(概念) + review」と検索すれば、様々な論文がヒットすると思うのです。 グーグルスカラー https://scholar.google.co.jp/ 例えば、組織文化(organizational culture review)と検索してみてください。すると、さまざまな論文がヒットするでしょう。これらのなかに、レビュー論文(まとめ論文)があります。 他にもいろいろやってみるといいか
Many literatures on the policy process of higher education have accumulated in the 2000s in the U.S. and Japan. In this paper, I review them, especially the ones which were influenced and enriched from development in political science theoretically and methodologically since 1980s, focusing on "formulation and decision-making of policies" of higher education. Comparing recent literatures in the U.
本稿では、大学職員の主体性を尊重した職務遂行能力形成のあり方について考察する。近年、大学運営における大学職員の役割の大きさとともに、職務遂行能力の形成機会の確保の重要性が、大学関係者の間で認識されている。能力形成活動は、国公私立を問わず、各大学で多様な内容・形態を取りつつ実施されている。そのあり方には、以下のような問題点と特徴を指摘できる。1) 国立大学の法人化の前後で、能力形成活動は文部科学省主導から各大学主導へと変化した。活動の実態は大学の教職員数や予算規模等により多様である。2) 大学職員の勤務実態から判断すると、職務遂行に必要な能力の具体的内容を特定することは困難である。担当部課の職務の遂行に必要な能力を把握する立場にある各部課の管理職にとっても事情は同じである。3) 各大学による研修として一般的な集合研修は、テーマや内容が一般的なものになりがちで、個々の職員のニーズに必ずしも対応
本稿においては、まず、先行研究によって、アメリカの研究大学においては、すでに大学運営集団が確立されていることを確認した。大学運営集団の特徴は、権限に恵まれ、専門性が高く、役職者としての経歴が長いこと、そして、大学間の流動性が高いことである。また、アメリカでは、大学運営集団と教育研究集団の権限が明確に区別され(分離管理)、教員の大学運営への参画は、評議会によって確保されている(共同統治)。その上で、全米で上位100 位以内にランクされる東部6 大学において、13 名の役職者に対してインタビュー調査を行い、統計調査では表わされていない点を明らかにした。それは、大学運営集団は権限やトップ・ダウンを可能にする制度に恵まれながらも、それらに依存せず、教員間の合意形成を図っていることである。これは、教育研究と経営という二元的な権威が衝突する大学においては、制度面での整備は必要であるが、実際の運営におい
北法61 (6 ・ 183) 2067 内 閣 法 制 局 の 印 象 と 公 法 学 の 課 題 � 仲 野 武 志 講 演 本 講 演 は 、 二 〇 一 一 年 九 月 一 七 日 、 北 海 道 大 学 内 で 開 催 さ れ た 北 海 道 大 学 公 法 研 究 会 に お い て 、 仲 野 武 志 准 教 授 ( 東 北 大 学 ) が 行 っ た 講 演 を 再 現 し た も の で あ る 。 本 講 演 は 、 ま た 、 「 関 係 性 及 び 連 携 と 連 帯 に 着 目 し た 新 た な 行 政 観 の 構 築 可 能 性 と そ の 具 体 像 に 関 す る 研 究 」 と 題 し た 科 学 研 究 費 ・ 基 盤 研 究 ( A ) ( 代 表 者 ・ 亘 理 格 ) に お い て 、 行 政 法 学 方 法 論 を 討 議 す 講 演 北法61
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く