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ブックマーク / mohtsuc-u.hateblo.jp (5)

  • 「在学契約」について - 大学について考えるブログ

    平成29年(2017年)5月に改正された民法の施行が今年の4月1日にせまり、教育機関関係者のあいだで「在学契約」について関心を寄せる人が増えているようです。 *民法の一部を改正する法律(債権法改正)について(法務省) http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_001070000.html 今回の民法改正で、学生が滞納している授業料の時効(現行の2年から5年へ)や大学と取引業者との契約等に関した変更があり、各大学で事前に確認すべきことが生じると思われます。 それと同時に、「在学契約」についての認識を改める必要がある場合も想定されます。在学契約とは、いわゆる民法に規定のない無名契約で、大学と学生のあいだで入学に際し結ばれたと想定されるものです。具体的に言えば、大学が学生に教育サービスを提供し、学生は学生納付金を支払うという契約(が存在するという立場)のことです。学生

    「在学契約」について - 大学について考えるブログ
    high190
    high190 2020/02/01
    “新たに定型約款制度が設けられたことにより、その手続きを踏んで、学内規則や入学時の誓約書等を整えておく方が望ましい”
  • 大学の創立年について - 大学について考えるブログ

    昨今、多くの大学で創立何周年の記念事業が行われているように感じます。大学のアイデンティティ意識の向上、そして寄付金事業の推進という2つの目的があるのではないでしょうか。 それにしても創立何周年というとき、その起点、つまり創立年(創立記念日)をいつにするかは、各大学の判断で多様な考えがあるようです。大学創設に関する法令(勅令)の公布年(日)もしくは施行年(日)をとる大学が多いとは思いますが、公布をとるか施行をとるかで創立年に1年差が生じる場合もあります。前身となる学校(大学)の開設に遡るケースもあります。札幌農学校の開設日(明治9年8月14日)を開学記念日としている北海道大学などです。 21世紀に入って統合を行った国立大学のなかには、統合した年を新たな創立年とする大学もあるようです。これは、どちらかの大学がもう一方に吸収されたとみなされないようにする配慮かと思われます。 因みに大学ポートレー

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  • 大学設置基準の改正(工学系学部の教育課程に関する特例)について - 大学について考えるブログ

    昨年(平成30年)6月29日に公布・施行された、大学設置基準の一部を改正する省令において、「工学に関する学部の教育課程に関する特例(新11章)」が追加されました。 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1407810.htm 以下のウェブページに、改正の概要が掲載されています。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2018/06/14/1406164_1_4_1.pdf 今回の措置で注目したいのが、「複数の工学の専攻分野を横断した教育課程の実施に向けた工学部等における柔軟な教育体制の構築」(大学設置基準及び大学院設置基準の一部を改正する省令等の施行について(通知)」)のために、学科ではなく、課程を設けた場合、専任教員数の基準

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  • 高等教育論のリーディングリスト(現代の古典)について - 大学について考えるブログ

    社会人になると十分な夏季休暇を取ることは難しいものですが、休みのあいだに是非このを読みたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 高等教育に関わる教職員が読んでおいた方がいいと思われる、現代の古典として支持を集めるだろうと予想されるについて考えてみました。私見ですが、以下のようながその候補にあがるのではないかと思います。 ・マーチン・トロウ『高学歴社会の大学 ―エリートからマスへ』(東京大学出版会、1976年) ・ジョセフ・ベン=デビッド『学問の府 ―原典としての英仏独米の大学』(サイマル出版会、1982年) ・ロバート・バーンバウム『大学経営とリーダーシップ』(玉川大学出版部、1992年) ・バートン・R.クラーク『高等教育システム ―大学組織の比較社会学』(東信堂、1994年) 高等教育論には様々な問題領域や分析方法があるため、ディシプリンとして明確化することは容易ではなく

    高等教育論のリーディングリスト(現代の古典)について - 大学について考えるブログ
    high190
    high190 2018/08/10
    "高等教育論には様々な問題領域や分析方法があるため、ディシプリンとして明確化することは容易ではなく、リーディングリストを作成することは案外難しい"
  • 大学出版部について - 大学について考えるブログ

    大学が社会との接点をもつ重要な方法の一つとして、出版という形態があります。今日、出版業界全体としては低迷期にあると言われていますが、その一方で、出版部をおく大学が増加しています。現在、筆者が確認できる範囲だけでも、国内に50ほどの大学出版部があるようです。 大学出版部の起源は、オックスフォード大学やケンブリッジ大学の出版部にあり、約500年の歴史があります(それぞれのウェブページに、その歴史に関する概説が載っています)。また、米国の有力大学が確固たる出版部を有しているのは周知のことかと思います。 *オックスフォード大学出版局(Oxford University Press) http://global.oup.com/?cc=ca *ケンブリッジ大学出版局(Cambridge University Press) http://www.cambridge.org/ *米国大学出版部協会(As

    大学出版部について - 大学について考えるブログ
    high190
    high190 2018/01/16
    大学出版部のことは知らないことが多いので興味深い記事
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