懇談会を終え握手する信州大の中村宗一郎学長(右)と東海国立大学機構の松尾清一機構長=29日、名古屋・名駅のJRゲートタワーで 愛知、岐阜、三重、静岡の4県にある全国立大・機構による連携組織「C-FRONT(シー・フロント)」の学長らトップによる第2回会合が29日、名古屋市内であり、次世代の大学幹部らが国立大の将来像を議論するワークショップを開くことを決めた。連携組織に信州大(本部・長野県松本市)が加わり、組織名を「C²-FRONTS(シー・フロンツ)」に変更することも正式決定した。 C²-FRONTS 「東海・信州 国立大学連携プラットフォーム」の略。国立大に国から配分される「運営費交付金」の減少や少子化への危機感から、東海機構の呼びかけで1月に発足し、その後信州大が加わった。運営法人の統合・再編ではない、緩やかな...