大学教員をめざす大学院生らが、教員に必要な心構えや実践的なスキルを学べるプログラムを整備する大学が増えている。教員の資質を高めようとの考えがあるほか、教員の採用試験で模擬授業を課すなどして教育力を評価する動きが広がったことも背景にあるようだ。 ■修了まで300時間 大阪大学では、2014年か…
FD部署に2年半配属され、その間に他大の研修も見てきました。今日は、FD研修では扱わないけれど私が意識している「デザインのコツ」をまとめてみました。ワークショップデザインの知恵がふんだんに反映されています。 1. 年間行事予定を意識してカリキュラムを作る シラバスを書く前に年間行事予定をチェック。カリキュラムデザインする際、連休や文化祭、冬休みといった、期間中に重なる予定を先に押さえる。休みの前後は出席率が下がる可能性があるので、そういうところに小テストを挟んだり、ゲストを招いたりして引き締める。長めの休みには課題を出すというのもあり。 2. ガイダンスは授業の進め方と成績の付け方への合意形成 第1回はまだ履修していない学生が来るので、本題に入るよりは、ガイダンスとして実施する。授業全体の形式や目指すところ、成績の付け方、教員として学生に期待すること、その他ルールの確認、学生からの運営に対
1.欧州におけるデジタルコンピテンス デジタルコンピテンスとは、2006年に欧州議会及び欧州連合理事によって提案された生涯学習のためのキーコンピテンスの一つであり、仕事やプライベートといったあらゆる場面でのコミュニケーションにおいて情報社会技術を十分に利用するための能力である。これは、情報を検索及び発信したり、インターネットを通じてコミュニケーションをとったりする基本的なICTスキルを前提としている。 一方で、デジタルアジェンダ・スコアボード2015によると、EU人口の40%が十分なレベルのデジタルコンピテンスを有していないばかりか、そのうちの22%はインターネットも使っていない状況だという。 2.欧州委員会によるデジタル世代の学習者支援 デジタルコンピテンスをより普及させるため、欧州委員会は2013年、「市民のための欧州デジタルコンピテンス枠組(DigComp)※1」を開発した。また、学
「インタラクティブ・ティーチング」の学び方には、次の2通りがあります。 1 Courseraで一つのコースとして学ぶ 2 関心のある動画だけを見て学ぶ Courseraで一つのコースとして学ぶ CourseraとはMOOC (Massive Open Online Course: 大規模無料公開講座)の1つで、著名な大学や企業が学習コンテンツをコースで提供し、誰でも学ぶことができるオンライン上の学習プラットフォームです。「インタラクティブ・ティーチング」は現在、このCourseraで学ぶことができます。 修了証が必要な場合には有料ですが、不要であればすべてのコンテンツを無料でご利用いただけます。 いつでも始められますから、関心のある方はこちらからどうぞ。 関心のある動画だけを見て学ぶ 「インタラクティブ・ティーチング」は80本以上の動画で構成されています。体系的に学ぶというより、特定の動画
7月2日(土)、福武ホール ラーニングスタジオにおいて、東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)の第7期修了者に対し、履修証授与式が行われました。46名が修了し、本学の大学総合教育研究センターの須藤修センター長より履修証が授与されました。 本プログラムは、大学院生・ポストドクター・若手教職員を対象として、シラバスの作成や模擬授業の実施等を通した教育能力の向上を目的とするものです。これまでに全ての研究科から、合計335名の修了者を輩出しています。 2016年10月には、第8期が開講される予定です。本エントリー開始時にご案内を差し上げるためのプレエントリーを、http://www.utokyofd.com/ffp/attend.htmlで受け付けております。どうぞお気軽にお申し込みください。 関連URL:http://www.utokyofd.com/ffp/attend.ht
日本教育工学会第31回全国大会@電気通信大学1日目。 https://www.jset.gr.jp/taikai31/index.php 午前は、高等教育におけるFD・IR、オープンエデュケーション・MOOCのセッションを聞きまわる。 ポスターセッション。自分のポスター発表「大学の文脈を考慮したFD研修の設計と実践」は、多くの方に来ていただきました。ありがとうございました。FD研修をどういうふうに設計しているか、ということをまとめたものですが、もっときちんと一般化して役に立つものにしていかないといけないな、と思いました。 連名の遠海さん@京都外大の「論証文作成の際に評価基準を作成した学生の気づき」の方は、まったく見れずでしたが、ちゃんとやってましたかね。 たまたまですが、全体的に1日目に聞きたい、見たい発表が多かったので、かぶっていて残念。。。また、予稿集を読んで勉強しよう。 昼休みは、理
専門性開発プログラム(Professional Development Program)の動画配信を行っています。
The National Institute for Learning Outcomes Assessment makes learning outcomes visible and useful to the public. Antiracist Resources for Teaching, Learning, and Assessment of Student Learning The NILOA Team compiled a list of curated resources to assist in your journey in antiracist teaching, learning, and assessment of student learning here. We welcome additional resource suggestions. Making th
3月28日 農業は地球の環境悪化の緩和に重要な役割を果たす フランス農学・獣医学・林学研究院 アグリニウム会長 マリオン・ギュー 氏 3月8日 近未来SF漫画で描かれるテクノロジーの未来 漫画家 山田胡瓜さん 12月28日 「世界中の望遠鏡が協力して中性子星合体を観測 ―重力波と光の同時観測『マルチメッセンジャー天文学』の幕開けは、何を意味するのか?」 理化学研究所仁科加速器研究センター 玉川 徹 氏 4月13日 《JST共催》『ひかり×ひと』-『情報ひろばサイエンスカフェ』で大学院生と中高生らが語り合う 「科学と社会」推進部 4月10日 「持続可能な食の未来へ」をテーマに「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018」開催 世界中からの食の専門家が集結 「科学と社会」推進部 4月2日 《JST主催》「トップサイエンスによる社会変革への挑戦」―JSTの第2回ACCELシンポジウム開催 サイエ
アメリカの高等教育は、1970年代の高等教育の大衆化に伴い、大学をめぐる環境が大きく変化したことを背景として発展しました。1950年代末からのアメリカの高等教育は、いまや古典となったジェンクスとリースマン(1968)が指摘した「アカデミック・レボリューション」、すなわち大学教員の急速な学術研究志向の高まりと並行して進みました。一方における学生の大衆化、他方における教員の研究志向、という二つの矛盾する趨勢の中で、学生の不満が高まる一方、大学教員の心理的なストレスも高まりました。こうした状況に対処するために、ファカルティ・ディベロップメント(FD)が各大学において重視されたのです。 こうしたFDの比較的初期の例としては、1962年にミシガン大学「学習・教育研究センター」(Center for Research on Learning and Teaching – CRLT)を中心とする活動があ
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