沖縄科学技術大学院大学(OIST、恩納村)はスタートアップ(新興企業)を支援する新たなインキュベーション施設2棟を4月から敷地内で稼働させる。既存施設が満室になり、入居待ちになっているためだ。外部の人も利用しやすいよう交流スペースを設け、大企業とOIST発スタートアップの「共創」を生み出す場となることを目指す。(政経部・大川藍) 延べ床面積はそれぞれ1千平方メートル。既存棟を合わせた3棟の面積は現在の5倍の2500平方メートルとなる。コワーキングスペースや会議室、ウェットラボ、ドライラボなどを備える。新施設の稼働に合わせて研究設備も新調し、最先端の研究に対応する。 OISTは国内外の起業家を...
