タグ

裁判員制度に関するhimagine_no9のブックマーク (46)

  • 鹿児島夫婦強殺:被告に無罪判決 死刑求刑裁判員裁判で初 - 毎日jp(毎日新聞)

    鹿児島市で09年、高齢夫婦を殺害したとして強盗殺人罪などに問われた同市三和(さんわ)町の無職、白浜政広被告(71)に対する裁判員裁判で鹿児島地裁(平島正道裁判長)は10日、無罪(求刑・死刑)を言い渡した。裁判員裁判で死刑が求刑された被告に無罪を言い渡すのは初めて。今後の裁判員裁判に大きな影響を与えそうだ。 10~11月に▽東京▽横浜▽仙台▽鹿児島▽宮崎--の5地裁で相次いで死刑求刑があり、無期懲役とした東京を除く3地裁が死刑判決を選択していた。このうち無罪主張は鹿児島だけで、検察側と弁護側が全面対決していた。裁判日程は11月1日の選任手続きから40日間に及び、裁判員裁判で最長だった。 白浜被告は09年6月18日夕~19日早朝ごろまでの間、同市下福元町の蔵ノ下忠さん(当時91歳)方に侵入し、金品を奪う目的で忠さんとハツエさん(同87歳)の頭や顔をスコップで多数回殴り、殺害したとして起訴され

  • asahi.com(朝日新聞社):裁判員裁判、死刑求刑被告に無罪判決 鹿児島老夫婦殺害 - 社会

    鹿児島市で昨年6月、老夫婦を殺害したとして、強盗殺人罪などに問われた無職白浜政広被告(71)の裁判員裁判で、鹿児島地裁(平島正道裁判長)は10日、死刑の求刑に対し、無罪を言い渡した。白浜被告は捜査段階から「現場には行っていない」と関与を否認し、無罪を主張していた。裁判員裁判としては、選任手続きから判決までが最長の40日間。無罪主張の被告への死刑求刑は初めてだった。  白浜被告については、昨年6月18日夕から翌朝にかけて、蔵ノ下忠さん(当時91)方に金品を奪う目的で侵入し、忠さんとハツエさん(同87)の頭や顔をスコップで殴って殺害したとして、鹿児島地検が起訴していた。  これまでの裁判員裁判では死刑求刑が5件あり、横浜、仙台、宮崎の各地裁(横浜と仙台は被告側が控訴)で死刑が言い渡されていた。東京地裁は無期懲役だった。  自白などの犯行を直接結びつける証拠はないため、検察側は間接証拠の積み重

  • 裁判員になりたくない人が急増の兆し!民意と引き換えに国民が背負った「心の十字架」

    フリーライター、エディター。ルポルタージュを中心に著述を展開する傍ら、都内で飲店経営にも携わる。プロボクサーライセンスを持つボクシングオタクの一面も。著書に『横濱麦酒物語』(有隣堂)、『日クラフトビール紀行』『物語で知る日酒と酒蔵』(共にイースト・プレス)、『一度は行きたい「戦争遺跡」』(PHP文庫)、『R25 カラダの都市伝説』(宝島SUGOI文庫)など。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 この11月、裁判員裁判において初の死刑判決が出されたことで、一般市民から任命された裁判員の心理的負担を問題視する声が高まっている。メディアを通じて漏れ伝わってくる裁判員たちのホンネを聞き、「もし自分がある日突然裁判員に任命

    裁判員になりたくない人が急増の兆し!民意と引き換えに国民が背負った「心の十字架」
  • 時事ドットコム:死刑の執行停止を=アムネスティなど−2人殺害切断裁判

    死刑の執行停止を=アムネスティなど−2人殺害切断裁判 死刑の執行停止を=アムネスティなど−2人殺害切断裁判 裁判員裁判で初の死刑判決が言い渡された16日、アムネスティ・インターナショナル日など24団体は「市民が多数決で死刑を言い渡すことができる現在の制度が進んでいくことに改めて強い懸念を表明する」として、死刑執行停止を求める共同声明を出した。  声明では、死刑囚の処遇や執行命令までの手続きが不透明だと指摘。「裁判員に選ばれる市民には、量刑を適切に判断できるような情報はほとんど提供されていない」と非難した。(2010/11/16-17:32)

    himagine_no9
    himagine_no9 2010/11/16
    「市民感覚」の裁判員が死刑判決を出したのを考えると、根が深い問題ではあるよな‥‥。
  • 「法律甘い、無期懲役だ」 裁判員が会見で異例発言 札幌地裁−北海道新聞[道内]

    「法律甘い、無期懲役だ」 裁判員が会見で異例発言 札幌地裁 (11/13 06:00) 札幌地裁で12日、性犯罪を審理した裁判員裁判の判決後、記者会見に出席した裁判員の男性が懲役4年とした判決に触れ、「日の法は甘い。無期懲役だ」と述べ、同席した補充裁判員がこれに反発して途中退席する一幕があった。 この裁判では、被告の男が無施錠の住宅に侵入し女性の体を触ったなどとして、強制わいせつ致傷罪などに問われた。検察側の求刑は懲役5年だった。 会見には裁判員と補充裁判員計4人が出席。裁判員は「被害者は落ち度のない女性だ」などと述べる中で「無期懲役」発言をした。その直後、補充裁判員の男性は「みんなで評議して、(判決を)決めた意味がない」と述べて退席した。 <北海道新聞11月13日朝刊掲載> <  前の記事 | 次の記事 >

    himagine_no9
    himagine_no9 2010/11/13
    これ、分かりづらい文章なんだが、評議の結果として「懲役4年」が決まったにもかかわらず、「無期懲役だ」と会見で発言した痛いバカがいたのに反発して、別の裁判員が怒って退席したという話なのね?
  • 耳かき店員殺人:検察が控訴断念へ 無期懲役確定の見通し - 毎日jp(毎日新聞)

    耳かきエステ店員ら2人が殺害された事件で殺人罪などに問われ、検察側が裁判員裁判で初の死刑求刑をした無職、林貢二(こうじ)被告(42)に対し無期懲役を言い渡した東京地裁判決(1日)について、検察側は10日、控訴断念の方向で検討を始めた。裁判官のみで審理する控訴審で判断を覆すのは極めて困難とみている模様だ。弁護側は既に控訴しない方針を決めており、15日までの控訴期間を経過すれば無期懲役判決が確定する見通し。 判決によると、林被告は09年8月3日、東京都港区西新橋の耳かきエステ店員、江尻美保さん(当時21歳)方に侵入。1階で祖母の鈴木芳江さん(同78歳)の首をナイフで刺すなどして殺害し、2階で江尻さんの首を別のナイフで突き刺し9月7日に死亡させた。 検察側は「一方的な好意を拒まれ、落ち度のない2人を殺害した」として死刑求刑したが、判決は▽うつ状態で思い悩んで起こした▽鈴木さん殺害は計画性がない▽

    himagine_no9
    himagine_no9 2010/11/11
    裁判員の判断の方が死刑にしやすいと踏んだためか、とひねくれた考えをしそうになったが、そう単純でもないらしい。
  • 東京新聞:10年ぶりに地・高裁とも1けた 今年の死刑判決:社会(TOKYO Web)

    全国の地・高裁と最高裁で今年言い渡された死刑判決(いずれも裁判官だけの裁判)は、昨年より7件多い34件(被告32人)に上ったものの、地・高裁は10年ぶりにそろって1けたにとどまったことが29日、共同通信の集計で分かった。また検察側の死刑求刑を退け、無期懲役としたケースが19件(被告17人)あり、死刑選択に慎重な姿勢もうかがえる。 今年死刑が確定したのは17人。確定者は106人となり、うち61人が再審を請求している。死刑執行は前政権の森英介法相時代に2回あり、計7人が処刑された。 集計によると、今年の死刑判決のうち、地裁は9人殺傷事件の無職金川真大(かながわ・まさひろ)被告(26)や16人が死亡した個室ビデオ店放火事件の無職小川和弘(おがわ・かずひろ)被告(48)ら9件。高裁判決も9件で、スナック乱射事件の暴力団幹部矢野治(やの・おさむ)被告(61)ら。地裁と高裁双方で死刑判決を受けた被告が

  • 性犯罪は裁判員から除外を…福島氏 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    福島男女共同参画相は21日、都内で開かれた女性に対する暴力の根絶を訴えるシンポジウムでのあいさつで、裁判員制度の対象に性犯罪が含まれていることについて、「(被害者の)プライバシーの点などで不安を生じている。法律的に除外することも視野に入れて検討したい」と述べ、対象から除外すべきだとする考えを表明した。

  • asahi.com(朝日新聞社):常用漢字に6字追加、内閣法制局が要望 法律で多用 - 文化

    「新常用漢字表(仮称)」に関する試案を審議している文化審議会国語分科会の漢字小委員会が8日開かれ、内閣法制局が法律で頻繁に使われる瑕疵(かし)の「瑕」や「疵」など6字をさらに追加するよう求めていることが報告された。このため審議が遅れ、当初予定していた試案の修正案をまとめるには至らなかった。  法制局が追加を要望しているのはほかに、禁錮(きんこ)の「錮」、賄賂(わいろ)の「賂」、勾留(こうりゅう)の「勾」、毀損(きそん)の「毀」。現行の法律約1800で使われている表外漢字を調べ、使用頻度が特に高く、民法や刑法など基的な法律でよく用いられている6字を選んだ。  しかしこの日の小委員会では「裁判員制度が始まり、専門用語はなるべく易しく言い換える動きがある。『瑕疵』は『きず』を用いるべきだ」などと反対する意見が強かった。今後さらに検討する。

  • NHKの報道「行き過ぎ」、日弁連副会長が批判(読売新聞) - Yahoo!ニュース

    山岸憲司・日弁連副会長が25日、長野市で開かれた関東弁護士会連合会の定期大会終了後の記者会見で、千葉地裁であった強盗傷害事件の裁判員裁判に関するNHKの報道を「被害者を現場に連れて行き、犯行状況を話させるなどしたことは行き過ぎだ」と批判した。 山岸副会長は「ニュースを見た裁判員と見ない裁判員では事件の印象が違ってくる。裁判員は法廷で出される証拠や証言に基づいて判断すべきで、報道のあり方には慎重を期してほしい」と話した。 裁判は14〜18日に開かれた。NHKは、被告の窃盗を目撃して制止しようとし、被告にかみつかれてけがをした男性を取材。インタビューを14日夕のニュースで放送した。男性は現場で状況を語り、傷跡を示すなどした。被告側は公判で事実関係を認めたが、強盗傷害罪には当たらないと主張。地裁は、判決で同罪の成立を認めた。 NHK広報局は「裁判の公正を損なうことのないよう十分配慮して、取

    himagine_no9
    himagine_no9 2009/09/26
    やっぱりテレビを一切見せないとかの措置も必要なのかも知れんなぁ。 / っていうか、裁判員制度自体ヤメロと思うわけだが俺は。
  • 裁判員裁判:「被告」と呼ばず「さん」 全国2例目 - 毎日jp(毎日新聞)

    himagine_no9
    himagine_no9 2009/08/10
    試行錯誤と言いたいところなんだろうが、だんだん劇場型になってるようにも見える。
  • 裁判員裁判:重責果たし安堵の表情 全員が記者会見 - 毎日jp(毎日新聞)

  • 47NEWS(よんななニュース)

    新潟新発田市産イチゴ「越後姫」のパフェ、串団子、ピザ…お気に入りと出会って♡ 市内30店舗が自慢のメニュー提供、「いちご一会めぐり」3月24日まで

    47NEWS(よんななニュース)
  • 時事ドットコム:聖職者、裁判員辞退を=カトリック団体が勧告−「教会法に違反」と判断

    聖職者、裁判員辞退を=カトリック団体が勧告−「教会法に違反」と判断 聖職者、裁判員辞退を=カトリック団体が勧告−「教会法に違反」と判断 カトリック中央協議会と日カトリック司教協議会は18日、司教ら聖職者が個別事件の裁判員候補者に選ばれた場合、「過料を支払い、不参加とすることを勧める」とする見解をまとめた。聖職者が国家権力を行使する職務に就くことを禁じたカトリックの「教会法」に違反すると判断した。  司教協議会によると、裁判員の職務が権力の行使に該当するかをバチカン(ローマ法王庁)に問い合わせた結果、「該当する可能性がある」との回答があった。  このため、司教や修道者、修道女らについては、裁判員候補者に選ばれた場合、調査票に参加辞退を明記するよう求めた。それでも、選任手続きに呼び出された場合には、参加しないよう勧告した。  一方、全国に約45万人いる信徒については、「それぞれの良心に従って

  • 裁判員制度が始まっても事件報道は大して変わらないみたいですね - good2nd

    全く、とまでは言いませんけど。この事件の報道(強調は引用者)。 それと前後するように、高窪さんは自分の研究室の学生らに「(山容疑者が)来たら教えてくれ」と伝えていた。約8カ月後、山容疑者は凶行に走った。「今は話したくない」。山容疑者は容疑を認めながら、動機については口を閉ざしている。 これって「犯人視」そのものじゃないの?ええと、日新聞協会の指針ではこうなっていたのだけど… ▽捜査段階の供述の報道にあたっては、供述とは、多くの場合、その一部が捜査当局や弁護士等を通じて間接的に伝えられるものであり、情報提供者の立場によって力点の置き方やニュアンスが異なること、時を追って変遷する例があることなどを念頭に、内容のすべてがそのまま真実であるとの印象を読者・視聴者に与えることのないよう記事の書き方等に十分配慮する。 ▽被疑者の対人関係や成育歴等のプロフィルは、当該事件質や背景を理解するう

    裁判員制度が始まっても事件報道は大して変わらないみたいですね - good2nd
  • 性犯罪被害者の氏名開示問題について(事実確認とお詫び) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    性犯罪被害者の氏名が、裁判員候補者に開示される懸念について、最高裁判所に電話で質問して、*1確認しました。 事実関係の確認 裁判員制度は、次のような手順で行われます。 (1)裁判員候補者名簿を作ります(前年秋ごろ) ↓ (2)調査票とともに候補者に通知します(前年11月ごろ) ↓ (3)事件ごとに名簿の中からくじで候補者が選ばれます ↓ (4)質問票とともに選任手続期日のお知らせ(呼出状)が送られます(原則、裁判の6週間前まで) くじで選ばれた裁判員候補者に質問票を同封した選任手続期日のお知らせ(呼出状)を送ります。裁判の日数が3日以内の事件(裁判員裁判対象事件の約7割)では,1事件あたり50人程度の裁判員候補者にお知らせを送る予定です。質問票を返送してもらい,辞退が認められる場合には,呼出しを取り消しますので,裁判所へ行く必要はありません。 ↓ (5)選任手続期日(裁判当日) 裁判員候補

    性犯罪被害者の氏名開示問題について(事実確認とお詫び) - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 裁判員制度:性犯罪被害者の2次被害防止を 女性団体要望 - 毎日jp(毎日新聞)

    21日から始まる裁判員制度で、裁判員選任手続きの際に強姦(ごうかん)致死傷事件など性犯罪被害者の情報が、守秘義務のない裁判員候補者に伝わる可能性があるとして、全国の女性団体などは19日、被害者のプライバシー保護を最高裁に要望した。 裁判所は選任手続きで、候補者らに事件の概要や被告、被害者の名前など個人情報を伝える。被告や被害者と関係があったり、不公平な裁判をする恐れがある候補者は裁判員になれないためだ。しかし、この仕組みでは、被害を知られたくない性犯罪被害者の名前も知られてしまう。このため、アジア女性資料センター(東京)が取りまとめ役となり、52団体と賛同者848人が改善を求めた。 既に最高裁は、被害者名を出さずに大まかな情報を伝え、思い当たる人物がいるか候補者に尋ねるなどの運用をし、候補者には口外しないよう求めるとしているが、女性たちは「最高裁は各地裁にガイドラインを示して」などと不安を

  • 【緊急署名】裁判員制度における被害者のプライバシー確保を求める要請にご協力ください - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    追加記事があります 続報とお詫びです。 http://d.hatena.ne.jp/font-da/20090520/1242784754 ―――――――― 知人より、メールで以下の署名の要請を転送していただきました。21日より、裁判員制度が実施されます。その中で、性犯罪被害者の氏名が、裁判員候補には通知されることがわかりました。 残念ながら、現在の社会状況において、性犯罪被害者に対する偏見は根強く、氏名を明らかにされることは大きな不利益になります。そこで、裁判過程において、氏名が伏せられる措置がとられるようになりました。ところが、裁判員制度においては、そのプライバシー保護が適用されません。 もし、裁判員候補が性犯罪被害者の氏名を漏えいしても、守秘義務はなく、なんのペナルティも科せられません。そのうえ最高裁判所は、各地方裁判所に判断をゆだね、明確な解決の指針を出していません。 このまま、裁

    【緊急署名】裁判員制度における被害者のプライバシー確保を求める要請にご協力ください - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 話題は増えたが売れない“裁判員制度本” (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    21日からの裁判員制度スタートを控え、新聞やテレビで裁判員制度の話題が増える一方で、関連の売れ行きは伸び悩んでいる。大阪の大型書店がフェアを開催しても1日数冊しか売れず、問い合わせもほとんどない状況という。あまりの関心の薄さに関連の著者からも「騒いでいるのは司法関係者だけでは」という声も漏れる。 ジュンク堂書店梅田店(大阪市北区)は昨年9月に裁判員制度フェアを開催した。レジカウンターの横に関連約50冊を並べたが、同時開催した警察関連のフェアの方が売れ行きは好調だった。最近は新刊書でも1日1~2冊しか売れていないという。 紀伊國屋書店梅田店(同)も今年3月にフェアを開いたが、売れたのは1日2~3冊。旭屋書店店(同)は「立ち読みはされるが、購入まで至るケースはまれ」。丸善なんばOCAT店も「問い合わせも特にない」という惨憺(さんたん)たる状況だ。

    himagine_no9
    himagine_no9 2009/05/19
    いやぁ、関係のある人(裁判員の候補)はかなり前に通知が来てるわけだし、他の人はそうそう関係ないからじゃないの? 今話題になってるのは制度自体よりも、その弊害の方だし。
  • 性犯罪被害者の名前も裁判員に開示、情報流出懸念の声 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    21日に始まる裁判員制度で、強盗強姦など制度の対象となる性犯罪事件を巡り、裁判所が被害者保護と裁判員選任手続きの両立に頭を悩ませている。 裁判員は事件と無関係でなければならず、数十人から約100人の候補者に被害者の氏名などを伝えることになる。選任されなかったほとんどの人は、裁判員法が定める守秘義務を負う必要がない。被害の経験者からは「制度が始まると、ますます被害を訴えにくくなる」との声も上がっている。 性犯罪のうち裁判員制度対象の重大事件は強姦致死傷、強盗強姦、強制わいせつ致死傷、集団強姦致死傷事件。2008年の全国の対象事件2324件のうち約2割を占める。 被害者のほとんどが、被害を他人に知られたくないと強く願っている。そこで刑事訴訟法は被害者の申し出があれば、氏名や住所などを法廷で伏せるよう定めている。 ところが裁判員の選任手続きでは、候補者に事件との関係の有無を確認する。そのため被害