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ブックマーク / www.ryuzee.com (33)

  • こんなスクラムには気をつけろ!?

    こんにちは。@ryuzeeです。 支援をしている際に、こういう兆候があったら注意して見る、というポイントがいくつかあるので共有します。 あくまで課題発見用のツールなので、マルバツ表を作ってどうこうする、という類のものでもないですし、そうすべきでもありません。 スクラムマスターの人、外部から支援する人は、自分用の確認ポイントを整理しておくと良いと思います。 なお、スクラムを実践すること自体は目的足り得ないので改めて言っておきます。 全体なんでもアジャイルでやろうとするそもそもアジャイルを採用することが目的化しているプロジェクト初期にマイルストーンやスケジュールを決めていない十分にトレーニングを受けていない認定資格をとればそれで十分だと思っている全体の要件やアーキテクチャを考えずいきなりコードを書く予定できることなのに、「アジャイルだから」と予定しないドキュメントを書かない文化や考え方を変える

    こんなスクラムには気をつけろ!?
    hinopapa
    hinopapa 2018/09/05
  • Delegation Pokerで権限移譲について学ぶ

    デリゲーションポーカー(移譲ポーカー)のゲーム概要ゲームの目的このデリゲーションポーカーでは以下のようなことを教えることを目標として作成しました: 移譲は0/1ではないということ。独裁者とアナーキストの間には多くの段階があること移譲はStep by Stepのプロセスであること。あなたは他の人に対してわかるように説明する責任があります移譲はコンテキストに依存しているということ。あなたは可能な限り移譲することを望んでいるでしょうが、あまりにやりすぎると混乱をきたすことがありますデリゲーションポーカーの基的なアイデアは7つのレベルの権限です。 権限と移譲というプレゼンに簡潔に記載していますし、7つの権限という記事の中でより詳細に述べています。 また、私の書籍、Management 3.0の中でも説明があります。 権限の7レベル指示する :管理者として意思決定を行う売り込む :意思決定について

    Delegation Pokerで権限移譲について学ぶ
    hinopapa
    hinopapa 2018/04/24
  • Scrumプロジェクト開始のベストプラクティス #RSGT2018

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2018年1月11日から13日まで開催されているRegional Scrum Gathering Tokyo 2018で登壇いたしましたので、資料を公開します。 今回は、実際にスプリント1を開始する前にどのような準備をしておけばよいかがテーマです。 スクラムでは、プロダクトバックログが用意されていて、それを元にスクラムチームでスプリントプランニングを実施し、スプリント期間中毎日デイリースクラムを行い、最後にスプリントレビューとレトロスペクティブを実施することになっています。またスプリント中の次以降のスプリントの準備としてプロダクトバックログのリファインメントを実施します。 つまりプロダクトバックとスクラムチームが存在するところがスタート地点になっています。 では、これらはどこから出てくるのか、どのように作っていけば良いのか、という話になります。 資

    Scrumプロジェクト開始のベストプラクティス #RSGT2018
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    hinopapa 2018/01/12
  • アジャイル開発やスクラムのトレーニングでよく聞かれる質問とその答え (1)

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 弊社ではアジャイル開発、スクラムのトレーニングを提供しているのですが、トレーニング中には多くの質問をいただきます。 今日はよくある質問とその答えについていくつかご紹介したいと思います。 好評そうだったら続編も書く予定です。 ■アジャイル開発において、ドキュメント作成の一般的な指針を教えてくださいどのようなドキュメントがいつ、どの粒度で必要なのかはプロダクトやプロジェクトに依存します。 プロダクトやプロジェクトにはそれぞれ固有の品質基準があり、それはアジャイルやウォーターフォールといった方法論の違いによって変わるものでもありません。 したがってプロジェクト冒頭でプロダクトオーナーやステークホルダー(品質管理部門や顧客など)と「なんのために」「どのようなドキュメントが」「どのような記述レベルで」「いつまでに必要なのか」を決定してください。 誰も使う予定

    アジャイル開発やスクラムのトレーニングでよく聞かれる質問とその答え (1)
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    hinopapa 2017/12/06
  • 【資料公開】Effective Retrospective (効果的なふりかえり)

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2017年3月18日におこなわれたProductivity Engineering − Forkwell Meetup #4の登壇資料『Effective Retrospective』の資料を公開します。 登壇の時間が20分ですので基的な内容になっていますが、これからふりかえりを始める方やなんとなくいまのやり方がうまくいかないと思う方には役にたつと思います。 もっと詳細が知りたい場合は、アジャイルレトロスペクティブズを一読することをお勧めします。2007年のですがまったく陳腐化していないので参考になると思います。 なにかご質問があればTwitterなどでお知らせください。それでは。 SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発著者/訳者:西村 直人、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎出版社:翔

    【資料公開】Effective Retrospective (効果的なふりかえり)
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    hinopapa 2017/03/18
  • 【資料公開】カイゼンの基本

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2016年9月16日に行われたDevelopers Summit 関西で表題のテーマで登壇してきましたので資料を公開します。 カイゼンについては1日のトレーニングコース(バリューストリームマップ作成含む)を[@haradakiro](https://twitter.com/haradakiro)と提供していますのでご興味のある方は[ご連絡](https://www.ryuzee.com/contact.php)ください。

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    hinopapa 2016/09/17
  • チームパフォーマンスモデルとは?

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 人が集まっただけでは機能するチームにならない、というのはみなさんご存知のとおりです。 そしてチームの形成過程をあわらすモデルの1つとして有名なものに「タックマンモデル」があります(こちらを参照)。 今日はもう1つ別のモデルとしてDrexlerとSibbetが提唱している「チームパフォーマンスモデル」を紹介します。 タックマンモデルでは、チームの形成過程は形成期・混乱期・統一期・機能期・解散期の5段階(初期は4段階)で構成されていましたが、このチームパフォーマンスモデルでは、以下の7段階で構成されます。 オリエンテーション信頼の醸成ゴールの明確化コミットメント実行ハイパフォーマンスリニューアルこれらのステージは前半上から下に向います(形成段階)が、この段階では、徐々に制約を感じるようになっていきます。一方で後半に下から上にあがっていく(持続段階)につ

    チームパフォーマンスモデルとは?
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    hinopapa 2016/08/16
  • WEB+DB PRESS Vol.93に「実践見積り」という話を書いた

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    hinopapa 2016/06/21
  • Amazon Elasticsearch Serviceを使ったログ収集基盤の構成を考えてみた

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 6月10日にAmazon Web Services企業導入ガイドブックが発売になっていますのでよろしくお願いします。 さて今回はAWS上でログ収集と分析をする際に、Amazon Elasticsearch Serviceを使う前提とした場合だとどのような構成案がありそうかいくつか考えてみたのでご紹介します。 なお、検討の材料にしている全体の構成としては、複数のVPC(またはAWSアカウント)があって、さらにオンプレ側とDirect ConnectやInternet VPNで接続しているような、よくあるそれなりの規模の構成になります。 各VPCの中には複数のサブネットがあり、そのうちのいくつかはプライベートサブネットに分かれているものとします(個人的にはインターネットゲートウェイの有無しか違いがないので、プライベートサブネットあまり作りたくない)。

    Amazon Elasticsearch Serviceを使ったログ収集基盤の構成を考えてみた
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    hinopapa 2016/06/11
  • エンジニアのキャリアパスに思うところ

    このとき意識しておくべき点は以下のようなことになります。 エンジニアを貫くか管理職系にいくかは人の志向によって決めるエンジニアから管理職になったが、やはりまたエンジニアに戻るという選択肢もあるロールチェンジするときには十分な教育が必要(これは従来型のパスだろうと同じだが)自分が管理職だった場合に、自分よりもレベルが上のエンジニアが管理対象になることがある(部下の方が給与が高いことも当然ある)要はそれぞれのロールが違って責任が違うだけなので、上司なので偉いとかそういう話ではないエンジニアは多くの場合、技術が分かっていない人から技術的な指示をされることに抵抗感を持つ。すなわち技術的な点の意思決定については現場やチーフエンジニアやプリンシパルエンジニアといった上級のエンジニアに委譲した方がよい年功序列ではなくて、各レベルで定められたJob Descriptionに合致しているかどうかが次のレベ

    エンジニアのキャリアパスに思うところ
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    hinopapa 2016/05/11
  • 物理カンバンの写真10枚(+勝手レビュー)

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 他の会社やチームで使っているカンバンを見れる機会はそう多くはないのではないでしょうか? そこでFlickrCreative Commonsライセンスで投稿されているカンバンの写真のうち、役立ちそうなものを10枚紹介します。 それぞれ写真に対して、写真から読み取れる良い点や改善点をコメントとしてつけましたので、自分のカンバンを改善する役にもたつと思います。 その1https://www.flickr.com/photos/drewm/369319379/こんなにたくさんの項目が貼られると制御しきれないので、タイムボックス等を導入して、定期的にクリアするレーンは線で区切った方が良い付箋が反り返っている。正しい剥がし方をしていないかも付箋の色の違いに意味をつけるその2https://www.flickr.com/photos/dinomite/3219

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    hinopapa 2016/05/06
  • 【資料公開】Chef ベーシックトレーニング

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 これから新たにChefを学ぶ人向けに非常に基的なトレーニングの資料を作ったので公開します。 資料の構成は以下のとおりです。 まずDevOpsの文脈から自動化が必要な背景を説明Infrastructure as Codeについての利点を説明ChefのアーキテクチャChefの用語解説Vagrantで仮想マシンを2台使った一番単純なハンズオン(boxも用意済み)Serverspecを使ったCookbookのテストの書き方(VirtualBoxの仮想マシンの中でDockerを使っています)その他なお、2-3時間でさくっと触りながら全体像を掴むことを目的にしているので、網羅性はありません。 ハンズオン用のVagrantのboxには、あらかじめ、Chef DK(Development Kit)、Dockerなどが含まれており、すぐに触れると思います(ただしb

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    hinopapa 2016/04/04
  • デイリースクラムのTIPS (2016年版)

    みなさんこんにちは、@ryuzeeです。 今日はデイリースクラムについて、概要や注意点を紹介します。 なお、あくまで一般論であることに注意してください。スクラムの基は「透明性・検査・適応」です。自分たちで随時やり方を検査して、もっとうまくできるように適応していかなければ効果はあがりません。 1. デイリースクラムの目的スクラムを利用するとき「フレームワークで決められているから」というだけの理解で進めてはいけません。これは全てのイベントに当てはまります。 スクラムのイベントはすべて、検査と適応が行われるように明確に設計されています。 デイリースクラムの最大の目的は、スプリントゴールの進捗を検査し、今後の作業計画を必要に応じて見直す(適応する)ことで、スプリントゴール達成の可能性を最適化することです。 毎日の検査と適応(高速なフィードバックループ)によって問題を早期に発見することでリスクを減

    デイリースクラムのTIPS (2016年版)
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    hinopapa 2016/03/31
  • 組織やチームづくりに役立つ20冊

    こんにちは。@ryuzeeです。最近、組織やチームのことを考えるヒントになるを紹介してほしい、と言われることが多いのでダンプしておきます。あくまで自分で読んだ私見で選んだものなので、この定番がないのは何故だとかはあると思います。 定番 ピープルウエア 第3版著者/訳者:トム デマルコ;ティモシー リスター、松原 友夫;山浦 恒央;長尾 高弘出版社:日経BP社発売日:2013-12-24Kindle版:158ページISBN-13:ASIN:B00I96CJWO 「実際のところ、ソフトウェア開発上の問題の多くは、技術的というより社会学的なものである」とあるように、ソフトウェア開発における問題点を人間の観点で整理している名著。第IV部では生産性の高いチームを育てるというテーマで機能するチームの特徴やチームの壊し方(守りのマネジメント・官僚主義・作業場所の分散・時間の分断・品質の削減・はったりの

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    hinopapa 2016/02/25
  • チームにスキルが足りない!? その時どうする?

    こんにちは。ryuzeeです。 先日、スキルマップ作成のすすめという記事を書きましたが、それに関してオンライン上で色々議論になりました。 せっかくですので、その内容を共有します。 まず、おさらいですが、スキルマップとは以下のようなものです。横軸にプロジェクトで必要となる技術、縦軸に名前を入れます。 それぞれの記号は、★:エース、◎:得意、○:一人でできる、△:助けがあればできる、空欄:できない、・:今後習得したい、というのを指していますがこれはチーム次第です。 このスキルマップを作ることで、「スキルの見える化」「リスクの見える化」「学習速度の向上」が期待できます。 さて、議論になったのは、以下の話です。 チームに足りないスキルセットがあることがわかって、でも期間的にそれを埋めてる余裕がない場合どうする? スキルの話なのかヒトの話なのか。ジャッジメントしなければならないのは誰なのか。 端的に

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    hinopapa 2016/01/28
  • 【資料公開】DevOpsの基本

    こんにちは。@ryuzeeです。 営業でDevOpsの基の話をしてきましたので資料を公開しておきます。中身自体は昨年11月に楽天テクノロジーカンファレンスで話した内容を日語化したものです。 DevOpsに関してはいまだに実体がなんなのかという議論がなされていますが、僕自身の現時点での解釈は、ビジネス上の意思決定から実際に顧客に届ける全体の流れの話であると考えています。すなわちいかにリードタイムを短くするかとスループットを大きくするか、ということです。(それってリーンじゃん、と言われればその通り) デプロイの回数が測定基準である、という記述も見かけますが、デプロイの回数は、あくまでバリューストリームの末端の「個別プロセス」の話でしかないので、物理的に一日に10回デプロイボタンが押せても、意思決定から価値化までの時間は長い、ということがありえます。 Build・Measure・Learnの

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    hinopapa 2016/01/27
  • 【お知らせ】アジャイル/DevOps/クラウド関連支援サービスを開業しました

    みなさまこんにちは。@ryuzeeです。 昨年10月にAmazon Web Servicesを退職して以来、久々にのんびりとした時間を過ごし、ムリを言って期間のコミットのない仕事をさせていただいておりましたが、このたび正式に支援サービスを開始することにいたしましたのでご報告です。 主なご支援内容は以下のとおりですので、ご興味のある方はお知らせいただければ幸いです。詳細についてはこちらをあわせてご参照ください。よろしくお願いします! 以下FAQです。 どんな領域の支援ができますか? 支援の領域は主に4つです。順にアジャイルコーチングとトレーニング、DevOps実践支援、Cloud Architecting支援、そして技術顧問・執筆・講演です。 アジャイル関連の支援ってどんなものですか? オンサイトを中心にアジャイル開発での企画〜開発まで全工程を支援します。プロジェクト立ち上げに際しての集合研

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    hinopapa 2016/01/22
  • スキルマップ作成のすすめ

    チームでの開発って大変だけど楽しいと思ってるみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 チームは共通の目標に向かって日々の仕事に取り組んでいくことになりますが、そのためにはメンバーそれぞれが必要なスキルをもっている必要があります。このスキルを見える化するテクニックの1つとしておすすめなのが、スキルマップです。 作り方は簡単で以下の図のように横軸に必要なスキルを、縦軸にチームメンバーの名前を入れます。それぞれのマスでは、その人のスキル度合いを表す印を入れていきます。ここでは、★:エース、◎:得意、○:一人でできる、△:助けがあればできる、空欄:できない、・:今後習得したい、というようにしていますが、この記号はチームで好きに決めて構いません。 このスキルマップの効用と運用について見ていきましょう。 効果:スキルの見える化長い間同じチームで働いていれば、誰が何をできるのかはだんだん分かっていきます

    スキルマップ作成のすすめ
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    hinopapa 2016/01/16
  • スクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい38個の質問

    採用の話がだいすきなみなさんこんにちは。@ryuzeeです。 アジャイル開発をはじめた当初はだいたいパイロットチームを作って、そこでうまくいくと組織内に横展開していくパターンが多いと思いますが、そのときに困るのがスクラムマスターです。 スクラムマスターは特に成熟度の低いチームにおいてその存在が欠かせませんが、いきなりスクラムの経験のない人にやってもらうのも大変なので外部から採用して解決しようとすることがあります。 このとき単に認定スクラムマスター研修に参加して認定資格持ってるから大丈夫か、というと全くそういうわけでもなくスクラム質を理解していていることが重要です。じゃあそれをどう確認するのか?という点について以下のサイトで採用のときに聞いてみると良い質問が38個紹介されていたので、ご紹介します。 Hiring: 38 Scrum Master Interview Questions T

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    hinopapa 2016/01/11
  • プロジェクトが失敗する10の兆候

    今年こそは失敗プロジェクトをなくしたいと思っているみなさんこんにちは。ryuzeeです。 先日海外のサイトを見ていたところ、10 Signs When Projects Are Doomed to Failureという面白い記事を見つけたので、10の兆候それぞれをご紹介しつつ私の私見を述べておきたいと思います。 なお、アジャイルなのかウォーターフォールなのかは関係なくあてはまります。 失敗プロジェクトの兆候(1) プロジェクトメンバーが自分たちのタスクをこなすよりもプロジェクトの悪い状況について話し合いをするのに時間を使っている よくあるパターン。 たとえばなかなか仕様が決まらないので見切りで発射してみたら、途中で色々な仕様変更がおこったり考慮漏れが出てきたりして常に対策会議をしなければいけなくなったり、 品質が悪すぎて品質改善のための会議を頻繁におこなうことになったりといった状況。 タス

    プロジェクトが失敗する10の兆候
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    hinopapa 2016/01/04