トヨタ自動車が、スズキとの資本提携を検討していることが28日わかった。トヨタがスズキに約5%出資する一方、スズキもトヨタに出資する方向だ。両社は資本提携を契機に、自動運転技術の共同研究に取り組む。近く発表する見通しだ。今回の資本提携により、国内自動車業界は、トヨタ連合と、日産自動車・三菱自動車連合、単独路線を維持するホンダの3陣営に集約されることになる。 トヨタは、年間の新車販売台数が1000万台を超える世界3大自動車グループの一角として、独フォルクスワーゲン(VW)、日産・仏ルノー・三菱連合と競い合っている。年間約340万台の新車販売台数を誇るスズキと資本関係を結ぶことで、ライバルに差をつけ、変化の激しい自動車業界の競争を勝ち抜く構えだ。 一方、スズキは、単独で次世代車の開発費を捻出し続けるのは難しい状況で、これまで深めてきたトヨタとの協力関係を資本提携にまで発展させるかどうかが注目され
トヨタ自動車は10月27日、2016年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。フォルクスワーゲングループの同期間の実績も出そろい、2016年上半期(1~6月)に続いて、1~9月もVWがトヨタを抑え、世界販売の首位に立った。 トヨタの発表によると、ダイハツや日野を含めたグループ全体の2016年1~9月の世界新車販売は、752万9000台。前年同期に対して、0.4%のプラスだった。 一方、欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ(アウディやセアト、シュコダなどを含む)が10月14日に発表した2016年1~9月世界新車販売は、前年同期比2.4%増の760万9400台。 この結果、フォルクスワーゲングループはトヨタにおよそ8万台の差をつけ、2016年1~9月の世界新車販売の首位に立った。 フォルクスワーゲングループの営業部門を統括するFred Kappler氏は、「すべての乗用車ブランドが1
クモの巣シートで長距離運転も疲れ知らず――。トヨタ自動車がパリ・モーターショーに一風変わった座席を出品中だ。背もたれや座面にクモの巣状の網を張り、運転手を包み込むデザイン。カーブを曲がったり起伏のある路面を走ったりしても目線がぶれず、長い時間運転しても疲れにくいという。 クモの糸は強度と伸縮性に優れ、「世界で最もタフな繊維」と呼ばれる。今回は慶応義塾大学発のベンチャー企業が人工的に合成したクモ糸の繊維を背もたれの裏側に採用し、衝撃吸収力を高めた。網目のデザインにしたのは、シートを薄く、車を軽くするねらいもある。シートはトヨタの高級車のレクサスブランドで出品した。搭載を前提としない試作モデルのため、価格は公表していない。(山本知弘)
トヨタ自動車は、8日から1週間、トヨタ車の国内生産をすべて取りやめると1日発表した。グループの愛知製鋼の工場で1月に爆発事故が起き、重要な部品の供給が滞っているため。トヨタ車の納期が遅れることになる。トヨタ車の国内生産の全停止は、東日本大震災で部品供給が断たれた2011年以来だ。 愛知県にある直営4工場のほか、トヨタ自動車東日本、トヨタ自動車九州、トヨタ車体、豊田自動織機とダイハツ工業のグループ5社の11工場もとめる。日野自動車の1工場も、トヨタから受託した分の生産をとめる。生産再開は15日を予定し、部品の確保を急ぐ。 トヨタは既に1日から1週間、国内の組み立て工場で残業と休日出勤をやめることを決めている。年度末商戦を迎えた今は、1年で最も車が売れる時期。一連の減産で、10万台程度の生産が遅れる見通しだ。半年待ちになっている新型プリウスなどの納期はさらに遅れる可能性が高い。 愛知製鋼の爆発
10月下旬から11月上旬にかけて開催された東京モーターショーで、日本の一般消費者向けに初めて公開された4代目となる新型「プリウス」。トヨタ自動車が12月9日に発売を予定しているハイブリッド車(HV)だ。 最高で40キロメートル/L(ガソリン1リットル当たりの走行距離、JC08モード、以下すべて同じ)を達成するという世界トップクラスの燃費性能や先進的な装備などについて、発売前から期待が高まっている一方、エクステリア(外観)デザインについては賛否両論だ。ネット掲示板やSNSの投稿などで「カッコ悪い」という評価をよく見かける。 4代目プリウスは、チャレンジングなデザイン 確かに顔つきはかなりアクが強い。2~3代目の特徴だったボンネットからフロントウインドー、ルーフ(天井)、リアウインドーなどにかけて凹凸がほとんどなく、流れるように形成された「ワンモーションフォルム」とは違う。かなりチャレンジング
トヨタ自動車は14日、長期の環境計画を発表した。 2050年までにガソリン車やディーゼル車をほとんどなくし、新車の二酸化炭素(CO2)の排出量を10年比で9割削減することが柱だ。水素で走る燃料電池車(FCV)の世界販売(15年は700台)を20年には3万台以上に引き上げる目標を掲げた。 計画は、トヨタとして初の長期方針で、プリウスのようなハイブリッド車(HV)の販売も20年までに現在より2割多い年間150万台に増やす。エコカーの普及を強化し、20年に販売する新車のCO2排出量を、10年より22%以上減らすことが目標となる。 工場から排出されるCO2も削減する。01年比で20年に半減、30年に3分の1に減らす。太陽光発電などの利用を広げ、水素エネルギーを活用する「水素工場」化も進めることで、50年には世界の工場で排出ゼロを目指す。
トヨタ自動車は、2020年頃の実用化をめざし開発中の自動運転実験車「Highway Teammate」を使い、首都高速道路での合流、車線維持、レーンチェンジ、分流を自動運転で行うデモ走行を実施した。 「Highway Teammate」は、レクサス『GS』をベースに改造した自動運転実験車。ETCゲート通過後、スイッチ操作で自動運転に切り替え、自動走行を開始する。車載システムは、高精度地図情報との照合により自車両の位置を高い精度で把握。また、周辺障害物や周辺車両の状況を、車両の各所に搭載した複数のセンサーにより認識し、目的地に応じたルート選択やレーン選択を行う。 これらの入力情報に基づき、「Highway Teammate」は、あたかも人が運転するかのように、走行ラインと目標速度を生成した上で、ハンドル、アクセル、ブレーキを自動で操作。これにより自動車専用道路でのジャンクションの分流、その後
つい最近、モスクワに行ってきた。主な目的は、ロシアの鉱山関連の会議出席だが、昔からのロシア人やウクライナ人の友人たちと意見交換をしてきた。昨年末からの欧米のロシアへの制裁がどんな影響が出ているのか、現場で見たいので短期間だったが多くの関係先と話をしてきた。今回から3回にわたって、「ロシア現地報告」をお届けしたい。 「三重苦」のロシア経済、弱いはずの日本円もウハウハ ひとことで言えば、現在のロシア経済はリーマンショック以来の最大の経済危機で「三重苦」に喘(あえ)いでいる。 三重苦とは通貨の暴落と金利の高騰と欧米の経済制裁だ。ロシア中央銀行は、ルーブル通貨の価値を元に復元する(ルーブル高に誘導する為に)政策金利を大幅に引き上げた。 その結果、国内金利が急騰、実体経済をクラッシュさせる心配もでている。もちろん、一般の中小企業は厳しい。銀行金利が高くなると調達金利が上がり、中小企業の資金繰りは悪化
最近、メディアで「自動運転車」についての報道を見かける方も多いのではないだろうか。 運転が苦手でも自由に好きなところに行けるようになったり、飲酒運転による事故が減る可能性があるなど、メディアでは期待とともに取り上げられている。これまでは自動車産業とは無縁だったインターネット広告企業であるグーグルが、自動運転車の開発に乗り出すといった話題も増えている。 グーグルだけではない。新興の電気自動車メーカーであるテスラ・モーターズも、自動運転に積極的に取り組んでいる。 今後、自動運転車は、夢の乗り物として多くの人に受け入れられていくのであろうか。その中で、これまで世界の自動車産業で競争優位を確立してきた日本の自動車メーカーは、どうなってしまうのであろうか。これまでの自動車産業の覇者・トヨタはどのように打って出るのか。 気になる動きを見せるグーグル グーグルは巨大なデータセンターを運営し、スマートフォ
【画像】 トヨタの営業に配られた販売マニュアルが客を小馬鹿にしてると話題に 1 名前: 垂直落下式DDT(東京都)@\(^o^)/:2014/11/23(日) 19:36:13.55 ID:Y86Nmt4X0.net 【画像】トヨタの営業に配られた新型 ヴェルファイアの販売マニュアルがひどいwwwww 1月26日に発表され2月には発売になるとされているトヨタ 新型 アルファード/ヴェルファイア、トヨタのディーラーには既に様々な資料が営業向けに配られているのだが、その新型 ヴェルファイアの販売マニュアルの突っ込みどころが多すぎるのだ。下の画像を見ていただきたい。 どうだろうか、重点ターゲットである自車代替層とミニバン保有上級移行層については理解できるのだが戦略ターゲットである「マイルドヤンキー」、そして「ヤンジー」という言葉を大企業であるトヨタが使うところが衝撃だ。確かにヴェルファイアといえ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く