長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故で、長野県警の検証の結果、バスのギアがニュートラルの状態だったことが関係者への取材でわかった。ニュートラルの状態ではエンジンブレーキが利かないため、現場の急な下り坂でフットブレーキだけでは減速しきれなかった可能性があり、県警が調査を進める。 県警は大破した車両を、バスを製造したメーカーの立ち会いで20日まで検証した。関係者によると、ギアを調べたところ、ニュートラルの状態になっていたという。また、ブレーキ部品に異常はみられなかったという。 事故現場の250メートル手前の監視カメラの映像では、バスは速度超過の状態で、カーブで大きく膨らんでいたことが分かっている。エンジンブレーキや、その働きを補助する排気ブレーキが十分に働かず、フットブレーキでは減速が足りずに、下り坂でカーブを曲がりきれなかった可能性がある。県警は車両から回収した運行記録計などを元に、いつから
自動車のトヨタが、新型プリウスの部品40種を2次元キャラに擬人化した「PRIUS! IMPOSSIBLE GIRLS」を発表しました。若者のクルマ離れが叫ばれて久しい現代ですが、ついにトヨタが修羅の道を歩みだしたようです。 動画が取得できませんでした 【PRIUS! IMPOSSIBLE GIRLS】トレーラー映像 公開されたトレーラー動画では、ノリノリなBGMに合わせて擬人化された部品たちが紹介されていきます。まるで音ゲーのムービーのよう。全24人の絵師が参加しており、部品によって絵柄が全く違うのは大人気擬人化ゲームの影響でしょうか。 さらに、“ざーさん”こと花澤香菜さんを始め、悠木碧さん、井口裕香さん、日高里菜さん、種田梨沙さん、茅野愛衣さん、鬼頭明里さん、久野美咲さん、タカオユキさん、大森日雅さん、計10人の声優陣が各部品に声を当てています。ざーさん、ついにプリウスになってしまいまし
自動ブレーキなど先進的な安全装置を搭載したクルマは、2017年から保険料が平均で10%程度安くなる見込みですが、自動ブレーキ搭載車は事故率が約6割も低いことが判明。なのに、なぜ1割引なのでしょうか。自動車保険は今後、大きな変化を迫られるかもしれません。 先進的な安全装置の搭載車で保険料を割引 自動ブレーキなど先進的な安全装置を搭載した「先進安全自動車(ASV)」について、損害保険各社は2017年1月から任意保険料を平均で10%程度割り引く方針を固めたとの報道が、2015年末にありました。 自動車の任意保険は、加入するクルマによって「料率クラス」(1から9まであり、1が最も安い)が設定されています。これは、クルマの型式ごとの事故率や保険金支払額などによって損害保険料率算出機構が決定していますが、そのほかに「イモビライザー割引」など、特定の装置搭載車に対する割引制度があり、来年からはそこに「自
確かにマツダのデザインは変わった。具体的に言えば2012年に発表されたSUV(スポーツ多目的車)の「CX-5」以降、「魂動(こどう)」というキーワードとともに、それまでとは異なるメッセージをアピールするようになった。同時に「スカイアクティブ」と名付けた独創的な技術も導入。この2つを備えたCX-5以降の車種を、マツダでは「新世代商品」と呼んでいる。 そのうち「CX-5」「デミオ」「ロードスター」の3台が、日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)に輝いている。スカイアクティブテクノロジーによる走りの評価も高いが、魂動デザインの魅力も大きいと、筆者も選考委員の一人として感じている。 ピンチでも、守りに入らず攻めに出た 何がマツダを変えたのか。デザイン本部長の前田育男氏をはじめ、新世代商品にかかわったデザイナーやエンジニアに聞いてきた話を総合すると、ターニングポイントは2009年のリーマンショックだ
【ワシントン=安江邦彦】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が違法ソフトウェアで排ガス規制を不正にクリアしていた問題を巡り、米司法省は4日、VWを大気浄化法違反などでミシガン州東部地区の連邦地裁に民事提訴したと発表した。 民事制裁金の支払いや違法行為の差し止めを求めている。ロイター通信によると、制裁金は900億ドル(約10・7兆円)以上になる可能性もあるという。 訴状によると、VWは米当局による検査時に限って、ディーゼル車から出る排ガスに含まれる有害物質の量を減らすソフトウェアを利用し、米環境保護局(EPA)の排ガス基準を満たしていた。この結果、通常の走行時には窒素酸化物(NOx)が基準の最大40倍も排出され、大気汚染を引き起こした。司法省幹部は「米国人の健康を害し、消費者を欺いた」と指摘している。
ディーゼル車の排ガス規制逃れ問題に揺れるドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)。ブランドイメージの悪化や不正を指摘された一部ディーゼル車の販売中止もあって、販売台数は世界的に落ち込んでいるが、唯一「爆売れ」している国がある。そんな奇特な国はどこかというと…。そうお隣・韓国だ。VWが客離れを防ぐために実施した値引き販売に食いついているのだ。VWの値引き販売は何も韓国だけではないのに、なぜ韓国だけで売れているのか。そこには、「倫理よりも安さをとる」という世界的にも希有な韓国人の国民性が浮かび上がってきた。 ◇ まずは直近の販売データとなる昨年11月の各国別VW車の実績をみてみよう。米国は前年同月比24・7%減の2万3882台で、11月としては5年ぶりの低水準に落ち込んだ。英国は20%減、日本はほぼガソリン車だけの市場にもかかわらず32%減となった。おひざ元のドイツでさえ、2%減少した。世界
自動車メーカーのフォードが2016年に市販するスーパーカー「フォードGT」に、スマートフォンの画面などに多く用いられるコーニング製の高強度ガラス「ゴリラガラス」が採用されることが明らかにされました。軽量・高強度のガラスを採用することで、高い運転性能が実現されるとのことです。 Ford and Corning Introduce Industry-First Gorilla Glass Hybrid Windshield Technology on All-New Ford GT Supercar | Ford Media Center https://media.ford.com/content/fordmedia/fna/us/en/news/2015/12/15/industry-first-gorilla-glass-hybrid-windshield-on-all-new-ford
日産自動車が、提携先の「ルノー」の議決権を増やそうとしているフランス政府からの自社への影響力が強まることに懸念を強めていた問題で、日産は12日未明、ルノー、フランス政府との間で、経営の自主性を維持することで合意したと発表しました。 これらは、フランス政府がルノーを通じて日産の経営に介入しないことが認められた内容とみられます。 また日産は、自社の経営判断に対し、ルノーから不当な干渉を受けた場合は、ルノーへの出資比率を引き上げる権利を有することでも合意したということです。 今回の合意について、日産のカルロス・ゴーン社長は、「ルノーとは今後も、フェアで信頼できる提携関係に基づいた事業を継続していく」とコメントしました。
「ラウンドアバウト」と呼ばれる信号機がない円形の交差点、環状交差点について、警察庁は導入が始まってからこの1年余りの間に全国49か所に設けられ、これまでに死亡事故や重傷事故が起きておらず、安全に一定の効果があるとして、積極的に導入を進めていくことにしています。 警察庁によりますと、この交差点の通行ルールを定めた改正道路交通法が去年9月に施行されて導入が始まってから1年余りとなる先月末までに、宮城県や長野県など15の都府県で49か所に設けられ、10月の時点では、死亡事故や重傷事故は1件も起きていないということです。 環状交差点がある静岡県焼津市が利用者およそ560人に行ったアンケートでは、交差点の安全性について「安全になった」と答えた人が全体の57%を占めたほか、スピードについては「遅くなった」と答えた人が67%に上ったということです。 警察庁は安全に一定の効果があるとして、都道府県などの道
これが、今年初めに販売されたサーキット専用スーパーカー、アストンマーティンの「ヴァルカン」だ。 ヴァルカンは、ボンネットの下で、あなたのオイル交換の形に革命をもたらす可能性のあるシステムを最初に採用した車である。 最終的にはネクセルオイルが、より手頃な価格で手に入るこのような車に使用されることになるだろう、とエンジンオイルメーカー、カストロールは考えている。 バケツ型装置は、オイルとフィルターが1つのユニットにパッケージ化されているので、サービス面に関して言えば、オイルセルを交換するとき、簡単に車から持ち上げられるのだ。 完全なオイル交換サービスに掛かっていた時間は、現在の10分の1以下になり...取り扱いが非常に簡単になっている、と開発者は語る。 ネクセル開発のチーフエンジニアであるオリバー・テイラー氏は語る。 「ネクセルシステムを使えば、完全なオイル交換サービスにわずか90秒しか掛かり
文明の栄枯盛衰を物語る残滓とも言うべきこの人工鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」は、アメリカ、ミシガン州デトロイトの廃自動車工場の床や壁から採取されたものだ。 20世紀当初、車の塗装は手作業で行われていた。床や壁に飛び散ったエナメル塗料は、そのままの状態でまた次の塗装作業が行われ、何層にも積み重ねられていった。それが月日を経て固まっていき、それを研磨したものがこの美しいフォーダイトとなっていったのである。
10月下旬から11月上旬にかけて開催された東京モーターショーで、日本の一般消費者向けに初めて公開された4代目となる新型「プリウス」。トヨタ自動車が12月9日に発売を予定しているハイブリッド車(HV)だ。 最高で40キロメートル/L(ガソリン1リットル当たりの走行距離、JC08モード、以下すべて同じ)を達成するという世界トップクラスの燃費性能や先進的な装備などについて、発売前から期待が高まっている一方、エクステリア(外観)デザインについては賛否両論だ。ネット掲示板やSNSの投稿などで「カッコ悪い」という評価をよく見かける。 4代目プリウスは、チャレンジングなデザイン 確かに顔つきはかなりアクが強い。2~3代目の特徴だったボンネットからフロントウインドー、ルーフ(天井)、リアウインドーなどにかけて凹凸がほとんどなく、流れるように形成された「ワンモーションフォルム」とは違う。かなりチャレンジング
スズキの鈴木俊宏社長は11月4日の決算発表会見で、9月に提携を解消した独VW(フォルクスワーゲン)との関係について、結果的に良かったこともあったと明かした。 これは世界的な排ガス不正問題となっているVW製ディーゼルエンジンについてで、スズキが2009年の提携後に供給を要請していたエンジンも不正の対象だったという。スズキはその後、伊フィアット製のディーゼルに切り替え、主力のインド市場向けモデルなどに搭載している。このことも両社の関係を悪化させる引き金となった。 鈴木社長はVW製ディーゼルを「使わせていただけなかった」ことが結果オーライだったとの受け止めを示した。そのうえでインドでは問題のディーゼルが出回らなかったため、「VWさんにもプラスに働いているのでは」と言及した。 《池原照雄》
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