千葉県銚子市のローカル鉄道「銚子電鉄(銚電)」が8月3日に発売したスナック菓子「まずい棒」が爆発的に売れている。初期生産分の3万本は25日までに完売。予想以上の売れ行きに15万本の増産を決めたが生産が間に合わず、現在は入荷待ちの状態だ。 当初は原材料に「牛のよだれ」と書くなど、本当にまずいものをつくろうという案もあったというが、「経営がまずい」というストレートな意味合いを際立たせるため、むしろおいしいコーンポタージュ味に仕上げた。ホラーな雰囲気を出そうとパッケージのイラストにある著名漫画家を起用するなど、遊び心も満載の“爆売れお菓子”は9月7日に販売が再開される予定だ。 まずい棒は1本50円。発売したのは「ぬれ煎餅」のヒットで注目を集めた銚子電鉄で、「経営がまずいので」という自虐的なネーミングで発売前から話題を呼んだ。