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ブックマーク / nazology.net (13)

  • 約1億人を調べた史上最大規模の研究で新型コロナワクチンの健康リスクが明らかに - ナゾロジー

    約1億人を調べた結果です。 デンマークの国立血清研究所(SSI)をはじめとした国際研究によって、新型コロナウイルスワクチンの健康リスクが示されました。 9900万人を対象とした史上最大規模の研究で、主としてファイザーとモデルナの開発したmRNAワクチンおよびアストラゼネカが開発したウイルスベクターワクチンの3種類でみられた、副反応13種が調べられています。 なお今回の記事はワクチンの有害性を強調するものではありません。 また最終的な結論として、ワクチン接種の利点が健康リスクを上回っていたことも、あえて先に述べてさせて頂きます。 その上で、新たに判明した副反応を報告します。 対象となる副反応は、心臓にかんする「心筋炎(MYO)、心膜炎(PER)」。 脳脊髄や末梢などの神経系にかんする「ギラン・バレー症候群(GBS)、横断性脊髄炎(TRM)、顔面麻痺(BP)、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、熱

    約1億人を調べた史上最大規模の研究で新型コロナワクチンの健康リスクが明らかに - ナゾロジー
  • 我が子4人殺害で20年服役した女性、最新の遺伝学により冤罪と判明 - ナゾロジー

    突然変異のせいで殺人犯として服役させられていた女性が出所女性は我が子を殺した罪を着せられ20年間服役していました / Credit:Canva . ナゾロジー編集部20年前、我が子4人を殺害した罪で、母親のキャスリーン・フォルビックさんは有罪となり投獄されました。 フォルビックさんは10年あまりの間に4人の子供を出産しましたが、長男のカレブは生後19日、次男のパトリックは8か月、長女のサラは10カ月、次女のローラは18カ月で亡くなりました。 検察側は母親であるフォルビックさんを、4人の子供を連続殺害した殺人犯として起訴し、裁判の結果、フォルビックさんは懲役40年を言い渡されました。 この事件はオーストラリアで起きた「最悪の女性による連続殺人」として知られるようになり、最後まで無罪を訴え続けていたフォルビックさんは「世界一残酷な母親」「世界で最も嫌われている女性」と言われるようになってしまい

    我が子4人殺害で20年服役した女性、最新の遺伝学により冤罪と判明 - ナゾロジー
  • ただのお湯より「温泉」の方が「よく眠れる」ことを科学的に証明! - ナゾロジー

    普通のお風呂より「温泉」の方が睡眠の質が高まる就寝前の入浴は快適な入眠を誘導して、睡眠の質を高めることが以前から指摘されていました。 その一方で、湯治によく行く人なら「温泉の方が家のお風呂より寝つきが良くなる」ことを感覚的に知っているかもしれません。 しかし、温泉睡眠に対する科学的な効果はこれまで調べられていませんでした。 そこで研究チームは今回、「温泉当に睡眠の質を高めるか」を検証すべく、健康な成人男性8名を対象とした実験を行いました。 チームは実験用の温泉として「塩化物泉」と「人工炭酸泉」を用いています。 塩化物泉とは塩化ナトリウムを豊富に含む温泉のことで、汗の蒸発を防ぐ効果があるので湯冷めしにくいという利点があります。 炭酸泉は炭酸ガスが多分に溶け込んだ温泉のことで、血流の改善をもたらす効果があります。 しかし天然の炭酸泉は稀なので、ここでは人工炭酸泉を用いました。 温泉睡眠

    ただのお湯より「温泉」の方が「よく眠れる」ことを科学的に証明! - ナゾロジー
  • 頭突きで対決する動物って脳とか大丈夫なの? 研究者「駄目みたいです」 - ナゾロジー

    ボクサーやアメフト選手は、絶えず頭部に衝撃が加わるため、脳損傷のリスクを抱えながら戦っています。 実際、脳損傷が原因で亡くなったり、引退後に麻痺や認知障害を患ったりする人もいるようです。 では、頭突きで戦う動物たちは、同じようなリスクを抱えながら戦っているのでしょうか? この疑問に答えるため、アメリカ・マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)に所属する神経科学者ニコール・アッカーマンズ氏ら研究チームは、ジャコウウシ(学名:Ovibos moschatus)とビックホーン(学名:Ovis canadensis)の脳を直接検証しました。 研究の詳細は、2022年5月17日付の学術誌『Acta Neuropathologica』に掲載されています。 Scientists See Signs of Traumatic Brain I

    頭突きで対決する動物って脳とか大丈夫なの? 研究者「駄目みたいです」 - ナゾロジー
  • 空気中の「二酸化炭素を発酵」させてアルコールを作成することに成功! - ナゾロジー

    二酸化炭素を発酵させられるようです。 米国ノースウェスタン大学(NU)で行われた研究によれば、空気中の二酸化炭素を人工細菌を使って「発酵」させることで、アセトンやアルコール類(イソプロパノール)などの有機溶媒を極めて高い効率で生産することに成功したと発表。 私たちが目にする身近な発酵は通常、デンプンやタンパク質など多数の炭素原子を含む分子を細菌たちが分解することで進行します。 しかし新たに開発された人工細菌は、炭素が1個しか含まれない二酸化炭素(CO2分子)を炭素源として空気中から吸い込み、光エネルギーを使わずに分解(発酵)させて、工業的な価値の高い有機溶媒へと変換することが可能です。 実用化が進めば、大気中の二酸化炭素を除去しながら高価な化学薬品を作れるようになるでしょう。 ですが、二酸化炭素すら発酵させる「人工細菌」とは、いったいどんな存在なのでしょうか? 研究内容の詳細は2月21日に

    空気中の「二酸化炭素を発酵」させてアルコールを作成することに成功! - ナゾロジー
  • 朝に3分「目を赤い光でワイヤレス充電」すると視力が回復する - ナゾロジー

    赤い光を朝に3分目に当てるだけで1週間視力がアップすると判明!赤い光で朝に3分、目をワイヤレス充電すると視力が回復すると判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部年齢による視覚の低下といえば老眼が思い浮かぶかたが多いかと思います。 ですが実は網膜の感度低下のほうが、より深刻な問題と言えるでしょう。 老眼はメガネをかけたり目薬をさしたりすれば対処可能ですが、網膜の感度が低下すると、色のコントラストをはじめとする「色や輪郭の感度」が全体的に低下し、世界から彩が失われ、淡くぼやけていきます。 網膜感度の低下が起きる主な原因は、ミトコンドリアの性能低下です。 ミトコンドリアは細胞の酸素呼吸が行われる「発電所」とも言うべき存在であり、高いエネルギー需要がある網膜には特に多く存在します。 しかし活発なエネルギー生産の代償として、網膜は他の臓器よりも早く老化が進み、気付かぬうちに出力が7

    朝に3分「目を赤い光でワイヤレス充電」すると視力が回復する - ナゾロジー
  • 人類は「肉を食べ尽くしたあと」雑食に移行したと判明 200万年間は「肉食」として進化していた - ナゾロジー

    人類は約200万年の間、地球の頂点捕者として、肉に進化していたことが判明しました。 イスラエル・テルアビブ大学の最新研究によると、その200万年間に過剰狩猟でメガファウナ(大型動物)が減少し、石器時代の終わりにかけて動物の料源が衰退。 そのため、1万年前頃から植物性の栄養源を取り入れて、次第に雑化していったとのこと。 初期人類は、最初から雑ではなかったようです。 研究は、3月5日付けで『American Journal of Physical Anthropology』に掲載されています。

    人類は「肉を食べ尽くしたあと」雑食に移行したと判明 200万年間は「肉食」として進化していた - ナゾロジー
  • 2300年前の「スキタイの赤いブーツ」、低温と密閉空間で保存状態が完璧 - ナゾロジー

    シベリア南部・アルタイ地方中央にあるパジリク古墳群で発見された「赤いブーツ」。 驚くほど状態の良いこのブーツは、なんと2300年も前に作られたものです。 1948年に、遊牧民のスキタイ人の墓から掘り出され、高位の女性が履いていたと考えられています。 Pristine 2,300-year-old Scythian woman’s boot found in frozen Altai mountains https://www.zmescience.com/science/scythian-boots-0532/ A 2,300-Year-Old Scythian Woman’s Boot Has Been Discovered In Near-Perfect Condition https://apsari.com/bedazzled-2300-year-old-scythian-wom

    2300年前の「スキタイの赤いブーツ」、低温と密閉空間で保存状態が完璧 - ナゾロジー
  • 脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功 - ナゾロジー

    感情を強制起動する脳のツボ脳に電気刺激を与えてうつ病を治す技術が大幅な進歩をみせている / Credit:Canva脳は心臓と同じく、電気的な臓器です。 そのため近年、うつ病患者に対して脳に電気刺激を行う手法が着目されています。 ただ既存の電気刺激法は非常に大味であり、脳全体に大電流を流す方法がメインでした。 そこでカリフォルニア大学の研究者たちは、5年もの長期に及ぶ臨床試験の結果を元に「神経マッピング技術」を開発しました。 この神経マッピング技術は脳の各地に差し込んだ電極から、患者一人一人の神経回路の特性を認識し、その患者にとって最適な治療部位(刺激場所)をピンポイントで探し出すように設計されています。 そして今回、マッピング技術の性能を確かめるために、難治性うつ病に苦しむ36歳の女性患者に対して、はじめての試験が行われました。 その結果は、まさに驚きでした。 女性患者は覚えている限り5

    脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功 - ナゾロジー
  • 狂人の図書館へようこそ。奇書コレクターが選ぶ「最も奇妙な本7選」 - ナゾロジー

    電子書籍が普及した今でも、紙のには独特の味わいがあるためあえて入手する人は少なくありません。また古い自体が歴史的価値を持つ場合もあるでしょう。 古書店で生まれ育ったエドワード・ブルック・ヒッチング氏もまたに魅了されてきた人であり、同時に奇書のコレクターでもあります。 そんな彼は自著『MADMAN’S LIBRARY(狂人の図書館)』の中で、世界中に存在してきた奇妙なを紹介しています。 ここではその中に含まれる常人では到底理解の及ばない「狂人の」をいくつか見ていきましょう!

    狂人の図書館へようこそ。奇書コレクターが選ぶ「最も奇妙な本7選」 - ナゾロジー
  • マレーシアのケーキ断面に現れる「幾何学」模様。ケーキ職人の"数学的思考力"に驚き - ナゾロジー

    幾何学模様が美しいラピス・サラワクケーキCredit:atlasobscuraラピス・サラワクケーキ(マレー語: kek lapis Sarawak)の名称は、マレー語の「層(lapis)」とマレーシアのボルネオ島の北西海岸に位置する州の名前「サラワク(Sarawak)」、そして「ケーキ(kek)」から来ています。 つまり、「サラワク州の層状ケーキ」というわけです。 その名が意味する通り、このケーキは多くの層からなっています。もちろん、単純な層状ケーキも数多く存在していますが、その中でもひときわ際立っているのが、幾何学模様に層を重ねたケーキです。 このケーキは比較的新しいデザートであり、1970年代から1980年代にかけてインドネシアのベタウィ族がサラワクの人に層状ケーキを紹介したのが始まりです。 紹介されたケーキは、バター、小麦粉、卵からなるスポンジ生地に、シナモン、カルダモン、クローブ

    マレーシアのケーキ断面に現れる「幾何学」模様。ケーキ職人の"数学的思考力"に驚き - ナゾロジー
  • 犬は「地磁気」を感知して家に帰ることができると判明 - ナゾロジー

    犬には強い帰巣能があるが何を基準に帰巣を行っているか不明だったGPSを使った大規模な実験により一部の犬は帰巣に地磁気を使っていることがわかった犬は地磁気を測るために南北に向けて20m走ることで方角を感知していた 犬の驚くべき帰巣能は数々の逸話を残していますが、彼らが何を基準に帰巣を行っているかは不明でした。 しかし近年に行われた研究によって、犬は排尿時に身体の向きを南北の線に合わせる姿勢をとることが報告されており、犬が地磁気を利用して帰巣行動を行っている可能性が浮上しました。 そこでチェコ大学の研究者たちは長年の疑問に終止符を打つため、犬の帰巣能力の正体を暴く大規模な実験を行いました。 結果、犬には以前から言われているような匂いを元にした帰巣パターンの他に、地磁気を利用したとしか思えない帰巣パターンがあることが確認されました。 どうやら犬の脳には磁気センサーと直感的なナビゲーション能力

    犬は「地磁気」を感知して家に帰ることができると判明 - ナゾロジー
  • イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー

    アメリカ・ウッズホール海洋生物学研究所により、イカは自らの力で遺伝子編集できることが判明しました。 一般的には生物の細胞の核内で生じるRNA編集を、「核外」で行うことができるというのです。 こうした特徴は他の生物には見られず、地球上でイカのみと思われます。 研究の詳細は、3月23日付けで「Nucleic Acids Research」に掲載されました。 イカの神経細胞はセントラルドグマから逸脱していた私たちの体をつくるタンパク質は、DNAにコードされた設計図を、様々な種類のRNAが仲介することによって生成されます。 このDNAを出発点としたRNAの仲介を介して行われる一連のタンパク質生成過程は「セントラルドグマ(中心教義)」と言われており、現代の分子遺伝学の中心となっている原理です。 この一連の過程の中で、最も際立っている存在がRNAです。 Credit: kenq セントラルドグマにおい

    イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー
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