景気が回復基調になるにつれ、売り手市場となってきた就職戦線。大手企業も積極的に採用活動に力を入れはじめた中、ベンチャーはいかにして優秀な人材を確保しているのか。5月に開催されたNew Industry Leaders Summit(NILS)のセッション「The war for talent」では、サイバーエージェント 代表取締役社長の藤田晋氏とワークスアプリケーションズ 代表取締役最高経営責任者の牧野正幸氏が、それぞれの人材確保戦術について語った。 同セッションでモデレーターを務めたのは、グロービス・マネジメント・バンク 代表取締役の岡島悦子氏だ。「採用は常に最優先課題」と声をそろえる2名のスピーカーに対し、岡島氏がまず最初に投げかけた質問は、「職務経験があり、即戦力として使える人材と、企業カルチャーには合うかもしれないが、スキル不足に思える人材のどちらに魅力を感じるか」という点だ。 即
GTDをソフトウェアで実現するためのツールを作りました。GTD Style Wiki GTDの原典「仕事を成し遂げる技術」を読んだときに、このToDo管理システムはソフトウェアのツールを使ってやるべきだと感じましたが、ネット上をいろいろ探してみても満足のいくツールが見つからず、結局自分で作ることにしました。また、GTDの本を読んでもワークフロー的に細かいところが分かりづらく、プログラミングすることでロジックを明確にしたかったという意図もあります。 ・TiddlyWikiのプラグインとしてGTD用ToDo管理機能を実装 ・カテゴリーをカスタマイズ可能な「次の行動」リスト ・カレンダー、TicklerFileの2種類のスケジュール管理ビュー ・ステータスタグによる柔軟なステータス管理 ・ポップアップメニューによる選択式ステータス設定 ・日本語完全対応 ・IE、Firefox、Opera対応(W
WinXPのフォルダのアイコンを簡単カスタマイズ iColorFolder VISTA風、MacOS風、Aqua風 スポンサード リンク ・iColorFolder http://icolorfolder.sourceforge.net/ WindowsXPのフォルダのアイコンの色を変えたり、MacOSやVISTA風のアイコンに変更したりするユーティリティ。フォルダアイコンは標準設定ではどれも同じ外観だが、分類別に色や形を変えてみると、直感的にファイルを整理しやすくなる。しかし、Windowsの標準機能では、アイコンの変更は手間がかかり、あまり手軽ではない。 このツールを使うと右クリックから、フォルダの外観を変更することができる。オプションのスキンパックもダウンロードしておくと、外観のバリエーションも増えて楽しい。 百式管理人の田口さんが発案した3色フォルダー仕事術も、デスクトップ上でで簡
建築家クリストファー・アレグザンダーが考えていたパターンと、われわれソフトウェア業界で通常パターンと呼ぶものとの間には大きな隔たりがある。われわれが本当に必要としているのはどちらのパターンだろうか? 実は僕はソフトウェアのデザイン・パターンそのものにはほとんど興味がない。嫌いでも好きでもない。ソフトウェアを書くときに自然に使っているけれど、いまどきのパターンの名前をいっぱい知っているわけではない。4人組(Erich Gamma、Richard Helm、Ralph Johnson、John Vlissides)の本(「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」)が出る前から、つまり、それぞれのパターンが自分の名前を持つようになる前から、SmalltalkやC++のいくつかのライブラリやNeXTStepで、多くのパターンを学び、使い、作ってきたけれど、その程度だ。 ソフトウェア
はてなの近藤淳也社長が日本を去る。妻ともう1人の社員と、犬1匹を連れて。社員19人を、東京に残して。 なぜ今、アメリカに?――そうたずねると「いや、それがね」と照れ、濃くて強い目の光が、少し柔らかくなる。 「映画館で『スターウォーズ エピソード3』を見ていてふと、『東京でぬくぬく暮らしていてはいけない』と思ったんですよ」 善良で純粋だったアナキン・スカイウォーカーは、つらい葛藤を経てダークサイドに落ち、ダースベイダーになる。「登場人物みんな、ずいぶん過酷な人生を送ってますよね。全宇宙の運命を背負い、命をかけて刀を振ったり――すごいなぁと思って」 そして反省した。「もっと過酷な環境で頑張らないといけないのでは」と。昨夏のことだ。 近藤社長の生活も、生ぬるいものではないはずだ。「日本を代表するWeb2.0企業」などと言われ、注目を集めるベンチャー社長。新サービスやユニークな会社の仕組みにマスコ
人間なら何でもないことでも、コンピューターには簡単にできないことがある。例えば文字を読み、言葉を聞くこと。コンピューターの歴史を一望すると、「速度」「容量」の進歩とともに、「読み」「聞き」など、人間の能力を獲得する歩みが見える。認識する存在への進化といえるだろうか。その歴史をたどる企画展が、京都市左京区の京都大総合博物館で開かれている。(武藤邦生) 読み、聞く「電算機」へ/世界リードした日本 顔を認識し、対話ができるロボット・フィノ。会場入り口で登録しておくと、名前を読んでくれる=京都市左京区、京都大総合博物館 コンピューターの歴史は、欧米を中心に語られるのが一般的。だが文字や音声などを認識する技術(パターン情報処理)に関しては、一九六〇年代以降、日本が、それも京大工学部が世界をリードしてきたという。その中心にあったのが同大名誉教授の坂井利之氏だ。 「計算機(コンピューター)とは、計算をす
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