ITmedia エンタープライズとITmedia ビジネスオンラインの共催で行われたセミナー、「勝ち組企業に学ぶ 『“イノベーションの武器”としてのワークスタイル変革』」で、長谷川氏が「従業員と経営の両方にとって都合の良いワークスタイルとは」と題して語った内容を紹介する。 長時間労働をいとわなかった、若きコンサルタント時代 外資系コンサルティング会社というと、昼夜を問わずに働くタフなイメージがある。新卒でアクセンチュアに入社した長谷川氏も、やはり長時間労働をいとわないタイプだった。 「20代の頃は、先輩が土曜日に出社するのに『お前は出なくていいよ』と言われたら、『不公平だ。俺も出させろ!』と食ってかかるようなタイプでした(笑)。働いた分、先輩だけがスキルアップをしていくのはずるいと思っていたんですね」 しかし今は、働く時間の長さと優秀さは比例するものではなく、なるべく短い時間で生産性を上げ