「アプリケーションエンジニアが知るべきDNSの基本」というタイトルで、builderscon tokyo 2018 で登壇するスライドです
DNSを運用している人、これからBINDを使ってみたい人にとって必須といって良い情報をまとめておく。 「何となく理解している(つもり)」という不安な状態から「DNSの動きをわかっている」という安心できる状態になるのをゴールとする。 DNSとは 大きくわけて以下の3つの役割を行う フルサービスリゾルバ(キャッシュサーバ) 名前解決などの問い合わせに対して返答する機能 コンテンツサーバ ドメイン名とIPアドレスのひも付けを行う 分散型データベースをまとめる機能 設定によって停止させておく機能もある。 権限の委譲 DNSのネットワーク的なつながりは、上記のツリー構造になっている。 /サーバ(ルートサーバ)は世界に13台ある(2016年現在) /サーバはjpドメインの権限を持つサーバの情報を「知って」いる つまり/サーバは、jpドメインの権限を管理するサーバ情報を委譲されている jpサーバはco.
先日、ioドメインの障害があったのだけど、自分がDNSの仕組みをよく分かっていないせいで、いまいちどういうことが起こっていたのか把握できなかった。そこで、DNSの仕組みについて軽く勉強したので、そのメモを残しておく。内容は間違っているかもしれないので、その場合は指摘してください。 DNSについて学んだこと Software Design 2015/4のDNSの教科書が非常に勉強になった。また、 インターネット10分講座:DNSキャッシュ - JPNICも参考になる。 権威サーバとフルリゾルバ まず、DNSサーバには権威サーバとフルリゾルバの二つの種類が存在する。 権威サーバ ドメインの情報を管理し、自分の管理しているゾーンの情報を提供するだけのサーバ 問い合わせたドメインが自分のゾーンの管理下ではない場合、別の権威サーバへ委任するという情報を返す コンテンツサーバとも言われる? 例) co
« brainf*ck でマジメに素数探索 | メイン | Brainf*ck で動的リスト » 2006年06月29日 DNS ラウンドロビンと高可用性 (High Availability) ウノウラボ Unoh Labs - ベンチャー流サーバ構築のススメ(ネットワーク編) について。 おもしろく読ませていただきました。また、監視系を導入せずに自律的に動作させようという発想も大好きです。 でも、 DNSは各回線の内側に設置しておきます。例えば上図のような場合、回線A側のDNSは回線AのIPアドレスを返すようにして、回線B側のDNSは回線BのIPアドレスを返すようにします。こうするとどちらかの回線が切れたときは切れたほうの回線のDNSにアクセスできなくなるので、自動的に生きている方の回線に接続されるようになります。 (ウノウラボ Unoh Labs - ベンチャー流サーバ構築のススメ(
GSLBアプライアンス製品って買うとめっちゃ高くないですか? そんなに高かったら、月額数百円から運用出来てしまうAmazon Route 53やさくらのクラウドGSLB(税抜500円/月)、GMO ConoHA GeoDNS(税抜500円/月)を使っちゃいますよね!! でも、自前で安価にGSLBを運用したいという方もいらっしゃると思います。 そんなあなたに、gdnsdというオープンソースのGSLBがありますよ! そもそもGSLBとは? GSLBはGlobal Server Load Balancingの略で、広域負荷分散と日本語訳されることがあります。地理的に離れた複数のサイトに負荷を分散したり、障害時にサイト単位のフェイルオーバを行ったりする場合に利用されます。 地理的に離れている(=エンドポイントIPアドレスをサイト間で引き継げない)ような状況で使用されるため、DNSの仕組みを用いたア
Linuxについての記事です。 CentOSでインターネットに接続できなくなってしまうトラブルに見舞われてしまい。いろいろ確認したら参照するDNSサーバの設定ができていませんでした。 参照するDNSサーバの設定は/etc/resolv.confに書いてあるようだったので確認。 # vi /etc/resolv.conf # Generated by NetworkManager # No nameservers found; try putting DNS servers into your # ifcfg files in /etc/sysconfig/network-scripts like so: # # DNS1=xxx.xxx.xxx.xxx # DNS2=xxx.xxx.xxx.xxx # DOMAIN=lab.foo.com bar.foo.com /etc/resolv.c
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