コンピュータが知能を持っているか?を判定する「チューリングテスト」では人間と計算機が普通の会話をして、計算機であることが分からなければ合格、ということになっています。そのため、なるべく人間っぽい言葉を覚えさせる必要があるのですがなかなかどうして、難しいことのようです。 IBMの「ワトソン」はクイズ番組「ジェパディ!」で人間に打ち勝つために作られたスーパーコンピューター。クイズに答えるためには出題する人間の言葉を聞き取り、その内容やニュアンスを理解して最適な答を見つける必要があります。 決まった手続きを経ないと動くことすらできないコンピュータにはとても困難な目標だったのですが「ワトソン」はこれを突破。チェスの世界チャンピオンを倒した「ディープ・ブルー」に次ぐ偉業として、当時話題になりました。 異常な速さで回答する「ワトソン」。見た目はかなりモノリス風。 IBM’s Watson superc
![IBMの超コンピュータ「ワトソン」にスラングを教えたら大変なことになった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/164e775d87ead47534266332a7d959609a920614/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdnaimg.com%2F2013%2F01%2F13%2Fteaching-ibms-watson-the-meaning-hxm%2Ftitle.jpg)