ハーバード白熱教室4回目が放送されました。かなり人気があるようで深夜再放送がなされていました。 マイケル・サンデル教授のリバタリアンに対する問題点の指摘、今回はアメリカの建国、政治体制の確立に多大な影響をもたらし、リバタリアンの私的所有権の強固な思想基盤でもある、イギリスの政治哲学者ジョン・ロックの思想を中心に授業は進められました。 NHKの総括説明には次のように書かれています。 第4回 「この土地は誰のもの?」 Lecture7 土地略奪に正義はあるか 哲学者ジョン・ロックは、個人はある一定の権利を持っており、その権利は非常に根源的なものであるため、いかなる政府も取り上げることができないと主張する。生命、自由、財産に関するこうした権利は、そもそも私たちひとりひとりに、「自然権」として政府や法律が作られる前の「自然状態」の中で与えられているというのだ。となれば、アメリカ大陸の先住民の土地を