つい先日も引用をさせていただいた、松浦弥太郎さんの著書『正直』。今日もそこから一部を…。このままだと丸ごと引用してしまいそうなので、これで最後にしておきます(たぶん…)。 とにかく学びが多い本なのですが、あるページで久々に、もうまさに「ガツンと頭を殴られたような感覚」を覚えました。 それが、この一文。 「もうみんな、頭ばかりを使うのをやめようよ」 僕はしつこいほどに、こう言いたい。 「今日から頭を使うのをやめよう」と、キャッチフレーズをつくりたいほどだ。 無防備になり、ばかになり、頭を使うのをやめれば、自然と心を使うようになる。 心を使わなければ、人は動いてくれない。 「先生のお料理はこう評価されていて、出汁の昆布と鰹節へのこだわりが、こんなふうにすばらしくて、とくにおつゆに定評があるから、コツを教えていただきたい」 「先生に、一度でいいからお会いしたかった」 心から伝わるのはどちらだろう