――読書会とは異なる目的の人も来てしまいそうですね。たとえば、恋愛や結婚の相手を見つけることです。 参加の動機は不純でも構わないと私は思っています。私は中学生の頃にギターを始めました。カッコよく見えそうだし、モテたいから、という気持ちがあったことは否めません。でも、ギターをやっているうちに夢中になり、モテようがないほどのめり込んでしまいました。 読書も同じだと思います。子どもの頃、スポーツ万能な子がモテているのが悔しくて、本を読みあさった人もいるはずです。オレは内面を磨くんだ、知的なオレを見てくれ、と。そのうちに読書が本当に好きになっていくのだと思います。 ――いい話ですね。 猫町倶楽部は参加条件として課題本を必ず読んでくることを掲げています。だから、不純な動機だけで続けて参加することは難しいのです。逆に、ちゃんと課題本を読んで毎月参加していれば、気の合う友達が必ずできます。 自主的でフラ
![カップルが続々誕生、日本最大読書会の秘密](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e47e8412190e1ace5b9e46610cb210945ae2e99/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2Fb%2F1200w%2Fimg_abb3a902fc6735bb1925b170e8d12c5066227.jpg)