京浜急行電鉄は3月5日、羽田空港と新逗子を結ぶ「エアポート急行」などで使用している「2000形」の営業運転を終了すると発表した。1月にデビューした新車両「新1000型」に置き換えるため。 2000形は1982年に運行開始。2扉クロスシートの落ち着いた車内や、スピード感あふれる車体デザインが高い支持を得ていた。当初は「快特」などの優等列車として都心~三浦半島間を運行したほか、イベント列車「ウィング号」、帰宅列車「さわやかギャラリー号」などにも使用された。 98~2000年には改造工事を実施。ドアを3扉に変更し、ドア間の座席をロングシートに変更したほか、先頭車に車椅子用スペースを設置し、バリアフリー性を高めて運行を続けていた。 ただ、新型車両が相次いで導入された影響で徐々に本数を減らし、現在の在籍数は8両2編成のみとなっていた。 引退記念乗車券も発売 京急は「2000形」の引退を記念し、3月1