朝刊に週刊ポストの広告が載っていて、そこに「自民党が怯える堀江容疑者の沖縄闇マネー」という見出しが大きく出ていたので、近所のコンビニに行って買ってきたのだが、この記事が予想以上の掘り出し物だった。正直なところ、週刊文春の二匹目のどじょうを狙った売らんかなの三文記事かと疑い、立ち読みで済ませるつもりだったのだが、コンビニの棚を見ると、週刊ポストが一冊しか残ってなくて、逆に週刊現代がいつものように八冊ほど残っているのを見て、これは買っておかなきゃまずいと思い、慌てて320円払って買い込んできたという次第である。週刊ポストも間違いなく売り切れになるだろう。記事の核心は安倍晋三と野口英昭の関係だ。驚いたことに、何と野口英昭は安晋会の理事だった。安晋会とは例の耐震偽装事件で問題となった安倍晋三の秘密後援会である。馬渕澄夫の国会での追及に対して、安倍晋三が「安晋会は正式の後援会ではない」と言葉を荒げて
Easterlyの拠って立つところの「開発」=「一人当たりGDP(GNP)の発展」というアイディアを前回紹介しました。 疑問が残らないわけではないのですが、まずはEasterlyの設定した「開発」概念をベースに、その方法論としての彼の立場を考えてきましょう。 ファイナンシング・ギャップ・モデル Easterlyは、従来の開発援助において用いられてきた基礎的なモデルであるファイナンシング・ギャップ・モデル(あるいは考案者の名をとってHarrod=Domar Modelとも呼ばれる)を批判します。 ファイナンシング・ギャップ・モデルの直観的意味合いは極めてシンプルです。つまり、国民総生産は(a)現在の「消費」と(b)将来の生産能力増加のための「投資」に分けられる(Y=C+I)が、発展途上国では元々の所得水準が低いために所得の多くが現在の消費に用いられてしまい、十分な投資を行うことができない。こ
ダグラス・ラミス「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」(平凡社 2000.9.25)という本に、「発展イデオロギー」の生まれたのは1949.1.20のトルーマンの大統領就任演説であると書かれています。トルーマンはこの演説で"underdeveloped countries"という言葉をはじめて使い、「アメリカの新しい政策は未開発の国々に対して技術的・経済的援助を行い、投資をして発展させることだ」と宣言したそうです。ラミスによれば、この政策は第二次大戦で終結を迎えざるをえなかった「帝国主義」「植民地支配」の形を変えたものだということです。 以下、その本から。「二十世紀の後半になって、この経済発展イデオロギーが主流になると、それはかなり成功したと思う。イデオロギーとして搾取される側にも定着した。・・・これを発展(development)と呼べば、それはまるであたかも、それぞれの
10年ほど前、復刊のお陰で本屋でこの本の存在を知り、読むことが出来ました。 今、また絶版になっており手に入らない状況です。 このような名著が図書館でしか読めないのはおかしい。ずっと絶版にならずに本屋にあって欲しい作品です。 (2018/12/02) ソルジェニーツィンの名を聞くと、私が卒業した年に定年を迎えた高校の世界史教師の顔を思い出します。教科書にソルジェニーツィンが出てきたとき、基本無気力なその教師が妙に熱っぽく「大学に入ったらソルジェニーツィンを読んでな」と言っていたことが印象に残っていた私は大学に入ってすぐの頃に新潮文庫で「イワン・デニーソヴィチ」を読んだのですが少々物足りなく思いました。なるほどラーゲルの過酷を極める労働環境が即物的な描写によってそれだけ一層生々しく描き出されたこの小品は黒いユーモアに満ちていて私のようなニワカ読者を戦慄させるには十分なものでしたがやはり中篇とい
TAKENAKA's Web Pageにならって、"もう*は*ない" でググってみた。確かに、「もうこれは○○しかない」という表現がぞろぞろと引っかかる。よくもまあ、これだけ多様性があるものだ。 いくつかに分類してみる。 <決意を固める表現> もうこれは行くしかない 英語に訳せば、There is no choice other than to go、だな。以下はこの系列の表現。 もうこれは信じるしかない もうこれは諦めるしかない もうこれは任せるしかない もうこれはほっとくしかない もうこれは野宿しかない もうこれは結婚しかない もうこれは逃げるしかない もうこれは別れるしかない もうこれは死ぬしかない ここまでくると、悲壮感がただよってくる。 <単なる強調表現> もうこれは笑うしかない 英語に訳せば、There is no other way than laughing at it、だ
The top climate scientist at NASA says the Bush administration has tried to stop him from speaking out since he gave a lecture last month calling for prompt reductions in emissions of greenhouse gases linked to global warming. The scientist, James E. Hansen, longtime director of the agency's Goddard Institute for Space Studies, said in an interview that officials at NASA headquarters had ordered t
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