電気通信事業者協会と携帯電話・PHS各社が5日発表した8月携帯電話契約数によると、新規契約から解約を差し引いた月間純増数は、ソフトバンクモバイルが16万3300件で、16カ月連続の首位となった。 3位のイー・モバイルは8万4300件と、2位のNTTドコモと100件差に迫った。同社は先月、2年間の通信サービス契約を前提に、大手家電量販店で台湾メーカー製の小型パソコンとデータ通信カードを合わせて100円で販売する格安プランを開始した。これが利用者の反響を呼び、契約を押し上げた。 また、番号継続制度で7月に初の転出超過に陥ったKDDIは8月、同制度は9800件の増加に転じた。純増数も5万4900件と、1万7000件と低迷した7月より大幅に回復した。 PHSのウィルコムは1万7400件の純減だった。