不倫トラブルで警視庁の西沢康雄・捜査1課長(55)が更迭された。“英雄色を好む”などと大目に見られていたのは昔の話。経済界でも、ベネッセや常盤薬品工業の社長が不倫問題で辞任している。一方で、不倫がバレながらも順調に出世する御仁もいる。一体どんなタイプの男性が不倫のワナに陥りやすく、どこまでが更迭・辞任のボーダーラインなのか−。 更迭された西沢氏は、課長就任前に交際していた警視庁元職員の女性とトラブルになっていた。2007年にはベネッセの元社長がやはり社内不倫で辞任。先月には常盤薬品工業の元社長(ノエビア元副社長)が、元部下で不倫相手だった女性にストーカー行為をしたとして逮捕された。 企業の危機管理に詳しいリスク・ヘッジ代表、田中辰巳氏は「女性関係で失敗する人には共通点がある」と指摘する。 「いずれも普段から女性にモテるタイプだということです。そういう人は『自分が拒否されるわけがない』