「歴史」が日中のいさかいの原因になって久しい。両国関係の冷え込みも続く。ところが、日本人が書いた中国史の翻訳本が、なぜか中国で売れ行き好調だ。 10年ほど前に日本で刊行された『中国の歴史』(講談社)という骨太のシリーズ。中国で翻訳出版されたところ、執筆者や出版社がびっくりするほどの売れ行きを見せている。 同シリーズは全12巻。筆者は原則、時代ごとに専門家1人が1巻を担当。例えば8巻は『疾駆する草原の征服者―遼 西夏金 元』といったように従来の通史にない魅力的なタイトルをつけた。ただ、日本では1冊3千円近い価格ということもあり、実売は各巻平均で1.5万部程度だった。 一方、中国版の出版元によれば、1冊50 人民元(約820円)弱という、中国ではかなり高めの価格設定にもかかわらず、今年1月の刊行から何度も増刷を重ね、現時点で6万5千セットに達し、年内に10万セットまで届きそうな勢いだとい
選挙という祭りが終わった。さまざまなドラマがあった。時系列に簡単に振り返ってみよう。 10月16日。民主党が自民党に「年内解散の検討を進めている」と伝えたと報道される。ちなみにこの日、沖縄では未明に飲酒の上、帰宅途中の20代女性に突然襲いかかって暴行したとして米海軍の23歳の兵士2人が県警に逮捕される。 10月19日。民主、自民、公明の3党党首会談が決裂。この日、在日米軍が全兵士を対象とした午後11時から午前5時までの夜間外出禁止令を発令。 11月2日。全国知事会で地方交付税の支給が遅れることに不満が噴出。米軍嘉手納基地の24歳の兵士が深夜に読谷村のアパートの一室に侵入し、部屋にいた男子中学生を殴り、テレビを壊して逮捕される。 11月16日。衆議院解散。沖縄県議会が米兵事件への抗議決議を全会一致で可決。 11月18日。維新の会と太陽の党の合流について、みんなの党が「合流ありきではない」とコ
■本日の言葉「who's on first?」(一塁にいるのは誰? 一番は誰?)■ 英語メディアが伝える「JAPAN」なコラムは水曜のはずなのですが、今朝になって見逃せない記事に「おおお」となったので、番外です。というのも、米メディアでワシントンの裏話を語らせたらこの人という有名コラムニストが、鳩山由紀夫首相を痛烈に酷評したからです。しかもおそらく、古典的なジョークとからめて。(gooニュース 加藤祐子) {コラムニストAl Kamen氏の名前を「カーメン」と表記していましたが、「ケイメン」の間違いなので、訂正します] ○「フーが一番」と 昨日はネタ探しに苦しんでなんだかお茶を濁すみたいなコラムを書いてしまったのですが、朝になったら、ワシントン・ポスト紙のコラムが話題になっていました。 筆者はワシントン裏話の第一人者、アル・ケイメン記者。米政界で誰が上がって誰が沈むのか、誰が仲良しで誰が犬
身勝手な働く母親として、身にしみる新たな罪の意識について――フィナンシャル・タイムズ 2009年2月19日(木)08:00 ルーシー・ケラウェイとは FTのビジネス経営担当コラムニスト。10年前から続く毎週月曜のコラムで、ビジネス界の流行や流行語をからかったり、オフィス・ライフの悲喜こもごもをクロースアップしたりと、独自の視点でつづってきた。 FT入社から約20年にわたり、エネルギー担当、ブリュッセル特派員、ビジネスコラム「Lex」などを担当したほか、「FTと昼食を」シリーズで多くのビ ジネスリーダーや著名人を取材してきた。金融経済記者としての受賞も多い。著書に「Sense and Nonsense in the Office」「Martin Lukes: Who Moved My Blackberry」など。 1959年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業(専攻は政治・哲
民主党はオバマを選ばなくてはならない――フィナンシャル・タイムズ社説 2008年4月24日(木)17:24 FTの米大統領選記事 ・オバマ氏を取り巻く偏見の包囲網(2008年3月18日) ・ホワイトハウス午前3時 電話をとるのは…ジョン・マケインか(2008年3月6日) ・オバマと空っぽなレトリックという技(2008年2月25日) ・オバマ夫人、「聖人」扱いされる夫に人間味を(2008年2月12日) ・米国政治をデザインしなおすチャンス(2008年2月7日) ・米大統領選の最大テーマは経済に(2008年1月14日) ・時の人:バラク・オバマ 「奇跡」を実現(2008年1月4日) ・2008年のアメリカ 大衆主義が決定権握る(2007年12月27日) ・キリスト教右派の支持集め、共和党候補がアイオワで躍進(2007年11月27日) ・共和党の時代はなぜ終
英語とは誰の言葉か 形を変え続けて広まる英語――フィナンシャル・タイムズ(1) 2007年11月30日(金)23:15 (フィナンシャル・タイムズ 2007年11月8日初出 翻訳gooニュース) マイケル・スカピンカー テレビニュースの元アンカーマンで韓国大統領候補の鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏は支持率で遅れをとっているかもしれないが、選挙公約にはかなり目を引くものがある。大統領に当選した場合、韓国の若者が英語を学ぶためにわざわざ外国に行かなくてもいいように、国内の英語教育を充実させるつもりだというのだ。英字紙「コリア・タイムズ」は、「英語を学ぶために、家族が離れ離れになる問題を解決する」必要があると、鄭氏がコメントしたと伝えている。 中国では、ユー・ミンホン(マイケル・ユー)氏が創設した英語スクール・受験塾、新東方教育科技集団(ニューオリエンタル・エデュケーション・アンド・テクノ
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