福岡県宗像市と西部ガス(福岡市)、緑化事業を手掛ける東邦レオ(大阪市)は5日、脱炭素社会を目指す同市の「ゼロカーボンシティ」実現に向けた連携協定を締結した。開発から半世紀が経過し、老朽化が課題となっている団地再生事業に脱炭素の視点を取り入れ、環境に配慮したライフスタイルの普及と地域の付加価値向上を図る。 コミュニティー施設への再生が進む「ひのさと48」取り組みが行われるのは、九州最大級のニュータウンとして昭和46年に開発された日の里団地。西部ガスと東邦レオは、同団地で閉鎖された10棟のうちの一つである48号棟を管理し、市と連携してコミュニティー施設に再生する試みを進めている。「ひのさと48」の名称で、施設内には現在までにカフェやクラフトビール工房など約10テナントが入居し、新たな価値を創出する場として注目を集めている。 連携事業として、この施設で再生可能エネルギーの導入や電気自動車の配置を
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