「フィアット・パンダ」シリーズの名脇役「4×4(フォー バイ フォー)」が帰ってきた。0.9リッターのツインエアエンジンに6MTを組み合わせ、足元を4WDシステムで固めた小さな万能車。その“冒険力”はいかに? ツインエアに6MTのみ パンダに4WD仕様が加わった。限定車で、しかもマニュアルギアボックスだけの設定だが、待っていた人にとってはまさに待望のモデルといえるだろう。 こうした小型軽量車の4WDでしかもMT車となると、もはや軽自動車以外では希少な存在である。しかし少数派とはいえ、初代パンダの頃から熱心な4WDユーザーは存在した。さすがにファッション感覚で乗る人は少ないだろうが、堅実に造られた比較的安価な小型実用車を欲しがる人にとっては願ってもない仕様といえる。 かくいう筆者も必要に迫られて、パンダ4×4の1.3ディーゼル仕様に乗っている。このクルマの購入当時はまだ正規輸入が始まっておら
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