小田急ピポーの電車、小田急ロマンスカー3000形SE 1961年、小田急電鉄は箱根観光の旅客誘致並びに小田急ロマンスカーの宣伝を目的として、作曲家の三木鶏郎にコマーシャルソングの製作を依頼した。これを受けて三木は作詞、作曲を自身で手がけ、「小田急ピポーの電車」を完成させた。 歌唱は実力派として知られるコーラスグループのボニー・ジャックスとデュオ歌手のザ・ピーナッツであった。 当時のテレビコマーシャルは2分以上のものも数多く、小田急は3分コマーシャルであったので、ほぼフルコーラスで流されていた。 なお「ピポー」とは当時運行していたロマンスカー3000形の警笛(ミュージックホーン)の音のことである。 「モヤモヤさまぁ〜ず2」(テレビ東京系)で小田急線や箱根登山鉄道沿線を訪れた場合、ほとんど必ずこの曲が背景音楽に使用される。