阿寒国立公園内の「オンネトー湯の滝」の湯だまりで、メダカ大の外来熱帯魚「グッピー」の根絶に環境省などが苦戦している。 7月に完全駆除が期待できるまでに減ったが、湯だまりは冬季も水温が下がりきらず、根絶に至っていない。グッピーは湯の滝にある貴重なマンガン鉱物に影響を与えるため、同省は今冬、湯だまりを冷やす雪の投入量を従来より増やす構えで、早期の根絶を目指す。 オンネトー湯の滝は温泉が高さ二十数メートルを流れ落ち、大小二つの湯だまりにマンガン鉱物を生成。海底で形成されることが多いマンガン鉱物を地上から観察できる世界でも珍しい場所で、2000年に国天然記念物に指定された。湯だまりでは、微細な藻類と細菌の作用で鉱物が生成される。
黒潮の流れを利用した「海流発電」の実証実験が来夏にも、鹿児島県十島村・口之島の近海で始まる。 海中のタービンを海流で回転させて発電する仕組みで、実験用装置を製造した重機大手のIHI(本社・東京)によると、海流発電の実証実験は国内初。2020年代の実用化を目指しており、新たな再生可能エネルギーとして注目を集めそうだ。 海流発電システムは、同社が11年、東大大学院や東芝などと共同で研究開発に着手した。直径約10メートルのプロペラのついたタービン2基をつないだ装置(全長約20メートル)をケーブルで海底につなぎ、水深約50メートルの海中に漂わせる。黒潮の流れによって回転したタービンで電気をつくり、ケーブルを通して陸上に送る仕組みだ。
アジアタッグ選手権では、渕正信(62)、大仁田厚(59)の121歳コンビが、青木篤、佐藤光留の第99代王者組を破り、第100代王者に就いた。 2人は、青木の指名により、コンビを結成。全日本の1973年同期入団ながら、国内では初のタイトル挑戦となった。開始早々、電流爆破マッチを仕掛けようとする大仁田を渕が制止。その渕が佐藤の集中攻撃につかまるも、大仁田の毒霧攻撃で形勢逆転した。老骨にむち打ち、バックドロップ7連発で佐藤を沈め、2人では国内初のタッグ王者となった。 全日本時代にともに汗を流し、若手3羽がらすと呼ばれた故ハル園田さんの命日28日を前に王座を戴冠。試合後、大仁田は「ここぞというところの粘りはさすが」と渕を持ち上げた。その渕は「全日本の大先輩だし、明日がハルの命日なんで王者チームもやりにくかったんじゃないか。1回でも2回でも防衛したい」と目を潤ませながら話していた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く