埼玉県の東武動物公園に到着したミナミシロサイのエマ。同園提供(2021年6月9日撮影・公開)。(c)AFP PHOTO /Tobu Zoo 【6月10日 AFP】埼玉県の東武動物公園(Tobu Zoo)に、台湾から繁殖のため雌のミナミシロサイの「エマ(Emma)」が到着した。 台湾の六福村(Leofoo Village)野生動物公園で飼育されていたエマは、おとなしい性格の5歳。当初は3月に到着予定だったが、新型コロナウイルスの流行による事情から出発が延期されていた。 東武動物公園は「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、搬入が遅れていたミナミシロサイのエマちゃんですが、8日夕方に来園しました」と発表した。 六福村野生動公園の主任獣医師は以前AFPに対し、エマはその落ち着いた性格と「小柄で海外輸送しやすい」という理由により、23頭の候補の中から選ばれたと話していた。 エマは数週間一般公開