和歌山・白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されていたライオン2頭が、新型コロナウイルス感染により死んでいたことがわかりました。 アドベンチャーワールドによりますと、飼育されていたライオン2頭は、今年1月初旬に新型コロナウイルスに感染し19歳のオスが1月9日に、21歳のメスは1月12日にそれぞれ死にました。 ほかにも8頭に咳の症状がみられましたが、現在は回復しています。 死んだ2頭は高齢で基礎疾患を有していたということで、感染後に肺炎を発症したとみられています。
理化学研究所は9日、量子コンピューターの国産初号機を今月末にクラウド公開し、外部から研究に使ってもらうサービスの運用を開始すると明らかにした。初めての国産機が整備されることで研究人材の裾野が広がり、量子情報技術の研究開発が促進されると期待される。 量子コンピューターは、スーパーコンピューターでも不可能な計算が可能になるとされる、次世代の「夢の計算機」だ。国産初号機は、昨年4月に策定された政府戦略の「量子未来社会ビジョン」で今年度中の整備が掲げられ、理研の量子コンピュータ研究センター(RQC、埼玉県和光市)で開発が進められていた。世界中で量子コンピューターの開発競争が激化する中で、日本の国際競争力向上の起爆剤となるかが注目される。 クラウド公開当初は、大阪大など初号機の開発に関わった研究チームや、共同研究者を中心に利用してもらい、段階的に産業界も含めて幅広い層が使える態勢を目指すという。 開
消費者庁は9日、アレルギー物質を含むとして加工食品に表示を義務付ける品目に「クルミ」を新たに加えるよう食品表示基準を改正した。近年、アレルギー症例が増えているため。都道府県にも通知した。違反した場合は行政措置の対象となるが、令和7年3月31日までは移行のための経過措置期間とする。同庁は事業者に、早めに対応するよう求めている。 すでに表示が義務付けられていたエビ、カニ、小麦、そば、卵、乳、落花生に加えクルミは8例目となる。以前は大豆などと共に、表示を推奨する品目にとどまっていた。 消費者庁が3年度に公表した実態調査によると、急激な血圧低下や意識障害を引き起こすアナフィラキシーショックなどクルミによる何らかの症例は、鶏卵、牛乳、小麦に次いで4番目に多く、エビやカニよりも多かった。クルミの消費量が増えたことが関係している可能性が指摘されている。
中東オマーン湾で活動する英海兵隊(2023年2月23日撮影、資料写真)。(c) AFP PHOTO / CROWN COPYRIGHT 2023 / MOD 【3月9日 AFP】英国は8日、ロシアと国境を接するノルウェー北極圏に軍事基地を開設したと発表した。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、同地域における北大西洋条約機構(NATO)の軍事力強化に寄与する狙いがある。 新基地は「キャンプ・バイキング(Camp Viking)」と名付けられた。英海軍は海兵隊特殊部隊の拠点として運用されると説明。同部隊は「北極圏におけるやりの穂先」の役を担い、「極寒の環境下での作戦が必要な時の頼みの綱」になるとしている。 ノルウェーは外国軍基地の常設を認めていないため、10年間の期限付きでの設置となる。 ノルウェー国防省の報道官はAFPに対し、キャンプ・バイキングの施設はかつてNATO、次いでオランダ海兵隊が使
(CNN) 世界の海は、推定171兆個のプラスチック粒子でできた「プラスチックスモッグ」に汚染されている――。そんな研究結果が8日の米科学誌プロスワンに発表された。プラスチック粒子の量は、もし回収したとすれば重さ約230万トンになるとしている。 国際研究チームは、1979年~2019年にかけて大西洋、太平洋、インド洋、地中海の約1万2000地点で収集されたデータを分析した。 その結果、海洋のプラスチック汚染は05年以来、「急激かつ未曽有の」規模で増大していることが分かった。 報告をまとめたファイブ・ジャイルズ研究所のリサ・アードル氏はこれについて「従来の推定を大幅に上回る」とCNNに語った。 緊急に政策措置を講じなければ、プラスチックが海に流れ込むペースは現在から40年までの間に約2.6倍増えると研究チームは予想している。 プラスチックの生産量は過去数十年で激増し、特に使い捨てプラスチック
国の原子力災害対策本部は8日、福島第1原発事故に伴い、千葉県内の利根川で収穫された天然ウナギに課せられた出荷制限を、平成25年11月以来9年4カ月ぶりに全て解除した。ウナギから検出される放射性セシウムの濃度が、国の基準値を安定的に下回っていると判断した。 今回解除されたのは、利根川の境大橋(千葉県野田市)よりも下流や、支流の黒部川、大須賀川や手賀沼などで獲れたウナギの出荷制限。利根川で獲れるウナギをめぐっては、平成24、25年に基準値を超えるセシウムを含む個体が相次ぎ見つかっていた。 一方、28年7月以降に獲れたウナギはセシウム濃度が基準値を大幅に下回り、千葉県が国に制限解除を申請していた。 県によると、県内では出荷制限前、毎年5トン弱の天然ウナギが獲れていた。県は今後もウナギに含まれる放射性物質のモニタリングを行う。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く