「せっかくの連休! 仕事モードをお休みして物語世界に浸り、気分転換しましょう!」というわけで、雑誌『日経エンタテインメント!』の本&マンガ担当チームが「おさえておきたい人気作」「ブレイク必須の先取り」の観点で小説とマンガを選びました。物語として面白いのは大前提。トレンドもおさえつつ、オススメ作品をドドンと紹介します。 ビジネス書や実用書のように“効果”を期待せずにフラットな気持ちで楽しめば、日頃のリフレッシュはもちろん、思わぬ新たな発見や抱えている問題のヒントが見つかるかもしれません。 (文/平山ゆりの、土田みき(小説)、芝田隆広(マンガ)) 今年の本屋大賞受賞作。過去の受賞作が軒並み映画化されていることからも「映像化は間違いなし!」の話題作である。無名の偉人の軌跡を丁寧に描いた歴史小説で、主人公は日本初の天文学者・渋川春海。そう聞いて「ああ、あの人!」と膝を打った人は、そうとうな歴史好き
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