著者プロフィール:吉田典史(よしだ・のりふみ) 1967年、岐阜県大垣市生まれ。2005年よりフリー。主に、経営、経済分野で取材・執筆・編集を続ける。雑誌では『人事マネジメント』(ビジネスパブリッシング社)や『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)、インターネットではNBオンライン(日経BP社)やダイヤモンドオンライン(ダイヤモンド社)で執筆中。このほか日本マンパワーや専門学校で文章指導の講師を務める。 著書に『非正社員から正社員になる!』(光文社)、『年収1000万円!稼ぐ「ライター」の仕事術』(同文舘出版)、『あの日、「負け組社員」になった…他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方』(ダイヤモンド社)、『いますぐ「さすが」と言いなさい!』(ビジネス社)など。ブログ「吉田典史の編集部」、Twitterアカウント:@katigumi 経営規模にこだわることなく、会社を選ぶ学生
地元青森のおいしい食材と文化が詰まった「家出のするめ」、55グラム入り、350円(画像クリックで拡大) 三沢市寺山修司記念館(青森県三沢市)がオリジナルグッズとして企画し、今年8月7日に発売した「家出のするめ」が人気を集めている。地元青森で水揚げされたイカを加工したサキイカで、これまでに約6000個が売れるヒット商品に。 これを企画した同館・副館長でテラヤマ・ワールド代表の笹目浩之さんは「オリジナルグッズの開発に知恵を絞り、第1弾は甘党の寺山修司が大好きだったカルピス味のシュークリーム『テラシュー』を開発。第2弾として開発したのが寺山の著書『家出のすすめ』をもじった『家出のするめ』です。これを思いついた時は、1時間ぐらい独りでウケていました」とエピソードを語る。人気の秘密は、角川文庫の初版本に使われた林静一氏のイラスト入りパッケージのかわいさと、やわらかいサキイカのおいしさにあるとか。 製
バルセロナは高いボールポゼッション、シャビ(写真)を中心としたパスワークでライバルを圧倒した【Getty Images】 そこに試合はなかった。世界中の期待を集め、誰もがその対決の目撃者となることを望んだ一戦は、キックオフの笛が鳴りボールが動いたその瞬間に、サッカーを愛する人々にとって幻想のものとなった。めったに起こることではないが、それほどバルセロナは相手を圧倒していたのである。5−0という結果に異論が起こる余地もないほど、当の選手たちでさえ、その大きな差を認めざるを得ない敗北だった。そして、敗者はほかでもない、あのレアル・マドリーだったのだ。9度の欧州王者に輝き、近年は巨額をつぎ込んで地球上のベストプレーヤーを買い集めてきた“エル・ブランコ”(白い巨人)である。 だからこそ、リーガ・エスパニョーラをリードする二大巨頭の、そのスポーツ哲学の違いが際立って見えた。1つは、近年では珍しくな
2010年8月、「ウォークマンがシェアでiPodを抜く」がニュースになった。調査会社BCN調べによるもので、新聞各紙は大きく取り上げた。去年の同じ時期も同様のニュースが話題になった。毎年、iPodは9月に新製品を発表しており、どうしてもこの時期に買い控えが起きて販売台数が伸びない。また、iPodからiPhoneへユーザーが移行していることもシェア逆転の要因と考えられる。8月以降は再びアップルが首位に返り咲いた。日本では携帯音楽プレーヤー市場をけん引する両者だが、iPodは北米をはじめ、世界市場では圧倒的なシェアを誇る。 なぜウォークマンはiPodを逆転できないのか、価格比較サイト大手の「価格.com」の各種データをまとめた市場調査支援サービス「トレンドサーチ」から探った。 3位以下を引き離す、2強の強さ光る メーカー別のWebページの閲覧数を見ると、1位はアップル、2位がソニーとなっている
この記事は2010年11月4日発売の「日経トレンディ12月号」から転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。 冬の食卓の定番、鍋料理。寄せ鍋やちゃんこ鍋などスタンダードな鍋つゆのニーズは依然として高いが、近年は豆乳鍋やカレー鍋、コラーゲン鍋などが相次いでブームとなっており、「“変わり鍋”の食卓登場頻度が上がってきている」(ミツカン)。さて、この冬はどんな鍋がブレイクしそうか。 最有力候補は蒸し鍋だ。09年ごろから蒸し料理専門店が注目を浴び、タジン鍋やシリコン製などの蒸し料理専用の調理器具も大ヒットしている。食材の栄養素やうまみを逃さない点や、油を使わないへルシーさが受けているようだ。蒸し鍋は土鍋やフライパンでも簡単にできることから、家庭用の蒸し鍋専用調味料が、多数登場している。 エバラ食品工業の「蒸し鍋のたれ」は、イタリア風と韓国風の2種。バーニャカウダ味は、アンチョビーや
2010年の下半期からシリコンバレーで最もアツいスタートアップと評価されるのがQuoraです。それを示すかのように、Quoraは米大手メディアのMashableが選択した2010年を代表するスタートアップトップ10*1でもしっかりランクインしています。 ソーシャライズでは以前も一度Quoraについては紹介(Facebook元CTOがスタートしたQuoraがQ&Aサービスに革命を起こす*2)していますが、今回は改めて自分が3ヶ月程このサービスを使って思ったことをご紹介したいと思います。Quoraには世界中から集まった知恵のデータベースがこの瞬間も拡大しているのです。 GoogleでもTwitterでもなくQuoraを開く 自分が最近情報集にGoogleではなくQuoraを使っていると知り合いに伝えると、皆ある程度疑問がります。それは当然のことで、従来のQ&Aサイトは質にムラがありましたし、レ
和歌山県・太地町のイルカ追い込み漁を取材したアメリカのドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」(ルイ・シホヨス監督)の日本での公開をめぐり、激しい議論が巻き起こったことは記憶に新しい。5年ほど前には、ロシア人映画監督、アレクサンドル・ソクーロフが終戦前後の昭和天皇を描いた劇映画「太陽」について、やはり日本で公開されるかどうか話題となった。 「ザ・コーヴ」と「太陽」が議論を呼んだのは、それぞれイルカ漁と昭和天皇という、日本ではいわばタブー視されるテーマを含むものであったからだ。ただし、結果的にいずれの作品も日本公開が実現している。 これに対して、監督以下、主要スタッフの大半はアメリカ人ではあるものの、ほかならぬ日本のとある作家をテーマに、日本人の俳優が日本語のセリフで演じているにもかかわらず、完成後25年経ったいまでも日本での上映が実現していない映画が存在する。そのタイトルは、「Mishima:
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