デザイナー・編集者・建築家のジョージ・ネルソンの多岐にわたる仕事を紹介する『ジョージ・ネルソン展―建築家、ライター、デザイナー、教育者』が、7月15日から東京の目黒区美術館で開催される。 ジョージ・ネルソンは、1931年にアメリカ・イェール大学で建築の学位をとり、ニューヨークで建築事務所を設立。編集長として建築雑誌の制作に携わった後、1946年からはハーマン・ミラー社で25年間にわたりデザインディレクターを務め、当時まだ無名だったチャールズ&レイ・イームズ夫妻の起用や、デザインに関する数々のエッセイなどから20世紀後半におけるアメリカのデザインを定義づけたデザイナーの1人として知られる。 国内初の大規模展なネルソン展となる同展では、家具やグラフィック、モックアップ、映像など約300点を通して、「システムとしてのデザイン」というコンセプトを体現し、デザインに対する考え方を突き詰めたネルソンの
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