リー・ミンウェイの作品『砂のゲルニカ』の上を歩くことが出来る参加型パフォーマンスが、11月16日に東京・六本木の森美術館で開催される。 このパフォーマンスは、2015年1月4日まで森美術館で開催されているリー・ミンウェイの個展『リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる』の一環として行われるもの。 参加者は、ピカソの『ゲルニカ』を模してリーが砂で描いた作品『砂のゲルニカ』の上を、一人ずつ裸足で歩くことが可能だ。また、砂絵は参加者の歩みによって消失していくと同時に、ミンウェイによって未完成部分の仕上げが施されていくという。さらに日没後にリーとスタッフがすべての砂を中央にかき集めることで、喪失と再生が繰り返される世界の非永続性が表現される。 参加受付は当日会場内の『砂のゲルニカ』前で実施。先着順となり、希望者多数の場合は参加できない場合も