writer profile Tomohiro Okusa 大草朋宏 おおくさ・ともひろ●エディター/ライター。東京生まれ、千葉育ち。自転車ですぐ東京都内に入れる立地に育ったため、青春時代の千葉で培われたものといえば、落花生への愛情でもなく、パワーライスクルーからの影響でもなく、都内への強く激しいコンプレックスのみ。いまだにそれがすべての原動力。 BOOKS AND PRINTSが浜松に残したもの 大手書店とは異なるこだわりのセレクトで、店主の個性が垣間見える。 そんなブックストアが、東京や都心部のみならず、全国に増えてきた。 その先駆けとなったのは、静岡県浜松市にある〈BOOKS AND PRINTS〉だろう。 数々の雑誌の表紙撮影や写真集なども発売している写真家・若木信吾さんが、 生まれ故郷である浜松市で始めた本屋だ。 しかし当時、本人には“先駆け”なんてつもりもないし、“地域貢献”の
「アニメ映画」とひと口に言っても、TVシリーズの劇場版もあれば、小説や絵本を映画化していたり、オリジナル脚本だったりと古今東西さまざまな作品があります。そのなかには、アニメならではの表現もあって、下手な実写ホラーよりも断然恐ろしい内容になっている「トラウマアニメ映画」もあって……。 【画像】大人になってから見てもトラウマになる?強烈な名作アニメ映画たち(4枚) ●『風が吹くとき』 「スノーマン」シリーズで知られるイギリスの作家レイモンド・ブリッグズ氏の同名マンガを長編映画化した作品で、冷戦下でついに勃発した核戦争の影響で老夫婦がどんどん放射能にむしばまれていく様を淡々と描いています。 本作が恐ろしいのは、内容に反して絵柄も演出のトーンも「ほのぼの」しているところです。ブリッグズ氏の柔らかくて優しくて可愛らしいタッチの絵をそのままアニメ化しており、老夫婦の会話ものんびり朗らかで、序盤で保存食
鮎川信夫 他『現代詩との出合い』(思潮社 詩の森文庫)を読む。副題が「わが名詩選」とあり、7人の詩人が選んだアンソロジーになっている。鮎川の他には、田村隆一、黒田三郎、中桐雅夫、菅原克己、吉野弘、山本太郎が選んでいる。 鮎川は萩原朔太郎、西脇順三郎、森川義信を選んでいる。森川は、鮎川が「死んだ男」で「M」と呼びかけた友人だろう。鮎川信夫「死んだ男」の最終章を引く。 埋葬の日は、言葉もなく 立合う者もなかった、 憤激も、悲哀も、不平の柔弱な椅子もなかった。 空にむかって眼をあげ きみはただ重たい靴のなかに足をつっこんで静かに横たわったのだ。 「さよなら、太陽も海も信ずるに足りない」 Mよ、地下に眠るMよ、 きみの胸の傷口は今でもまだ痛むか。 田村隆一は、中桐雅夫の詩と、アンソロジー「荒地」の序文「Xへの献辞」を挙げている。黒田三郎の挙げたのは、金子光晴、安西冬衛、三好達治、丸山薫にボードレー
P46)トーキョー・ポエトリー・リーディングの現在/過去/未来 旧態依然とした詩のイメージを打ち破るには、より音楽との接点を見出していくことが必要 東雄一朗 僕が生でポエトリー・リーディングの現場を目撃したのは89年10月、砂防会館ホールという場所でのこと。ビート詩人、故アレン・ギンズバーグの障害一度きりの日本でのリーディングを体験した。…… …… ここで一度日本のポエトリー・リーディングの歴史を僕なりに整理してみようと思う。…… …… ……詩の朗読に関する定義みたいなものが初めて日本で書かれたとされている文章がある。1941年に北園克衛という詩人により記された「詩の朗読に関するエッセイ」がそれだ。そこでは詩の朗読を、目的により①文化的の効果を目的とするもの、②文学的の効果を目的とするもの、の二つに大別している。 エッセイの内容を要約しながら説明すると、……。 …… 戦後、アメリカでビート
ホーム » ファミレス・外食チェーン » 氷菓・アイス » スガキヤ「ドーム・ショコラ」「ベルギー ドーム・ショコラ」ヘーゼルナッツやサクサクビスケット入り!
第166回直木賞に選ばれた岐阜県出身の作家、米澤穂信さん。かつてアルバイトをしていた書店でも、喜びの声が上がりました。当時の店長が、作家デビューしたころの思い出を語りました。 直木賞を受賞した岐阜県出身の米澤穂信さん、43歳です。 受賞作「黒牢城」は、戦国時代の史実を基にしたミステリー作品で、織田信長に反旗を翻した荒木村重が籠城中に、黒田官兵衛の知恵を借りながら事件に挑んでいきます。 記者会見では、生まれ育った飛騨地方の学校で学んだ記憶に触れ、小説家としての原点を語りました。 「自分の生まれ育った場所のことをもっと知りたい、これはいったいどういうことなのだろうと自発的に調べた経験は、もしかしたら小説を書く最も基礎的な姿勢になっているかもしれないと思う」(米澤穂信さん) 19日午後6時過ぎ、米澤さんがかつてアルバイトをしていた高山市内の書店では、直木賞発表の瞬間を待ちわびていました。 米澤さ
はじめまして、ワインや料理が好きな id:nanoha3 です。 この数年、ワインを飲み始めてから、お酒に合わせて各種料理をするようになりました。 そうした料理の一つに「お鮨(すし)」があります。 「お鮨とワインを合わせたいな」と思い家で握り始めてみたら、想像していたよりも簡単で、ポイントさえ押さえればなかなか美味しいお鮨が握れるようになりました。 そうなると家族や友人と自宅で鮨パーティー、なんてことも。気の知れた人たちと美味しいお鮨とお酒を味わいながら過ごす時間は本当に幸せです。もちろん外に食べに行くのもいいですが、それとはまた違う魅力があります。また、外食時に比べると断然に安く済み、好きなネタをたくさん食べられるのもいいです。 こんなふうに意外と手軽に作れて楽しめる「自宅鮨」を、皆さんも始めてみませんか? 自宅鮨は難しくない ~入門・サーモンを握ろう~ お鮨はどうしても「外で食べるもの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く