難しいイメージのあるクラシック音楽も、作品に秘められた思いやエピソードを知ればぐっと身近な存在に。人生を豊かに彩る音楽の世界を、クラシックソムリエの田中 泰さんが案内します。 伊福部 昭『ゴジラ』のテーマ 映画音楽の金字塔今日2月8日は、近代日本を代表する作曲家、伊福部 昭(1914~2006)の命日です。 北海道釧路町(現釧路市)出身の伊福部は、幼い頃よりアイヌの人々と親しく交流。その折に接したアイヌの歌や踊りをはじめとする伝承芸能や、開拓者たちが歌うさまざまな民謡が音楽の原体験となったとされます。 その頃、ヴァイオリンやギターを独習。13歳の頃には作曲を独学で始めます。北海道帝国大学農学部を卒業後、地方林務官として勤務するかたわら作曲活動を行っていた伊福部の人生を変えたのが、1935年にパリで行われた「チェレプニン作曲コンクール」でした。管弦楽作品『日本狂詩曲』が審査員満場一致の第1位
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