しぶり腹について しぶり腹は様々な原因で引き起こされます。しぶり腹が起こる原因の前に排便の仕組みについて知っておくと理解が深めることができます。その為、ここではしぶり腹の概要と排便のメカニズムについてご紹介します。 しぶり腹とは便意があるにも関わらず、排便できなかったり出てもウサギの糞のようにわずかな量であったりする状態です。食べ物が腸を通ると直腸が刺激され排便反射が起こり、繰り返し腹痛がでるにも関わらず、排便が出来ないのが特徴です。 大腸がん、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、感染性腸炎、赤痢などの病気などによく見られる症状の1つで、消化管にズキズキした痛みが伴い、肛門括約筋が痙攣して少し排便がされますが、すぐに便意を催します。 頻繁な便意の切迫があり肛門以外にも強い痛みを伴うといわれています。しぶり腹とは医学用語ではテネスムス、裏急後重 (りきゅうこうじゅう)とも呼ばれています。 排便のメ