ネタバレが多いので、まだ未見なら以下は読まずに、まずは劇場で何があったのか確かめて欲しい。 『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』映画が始まってすぐ。基地から撤退途中の反乱軍はファーストオーダーに強襲される。ポー・ダメロンの機転により攻撃空母ドレッドノート主要砲台はツブされ上からの攻撃には対応出来なくなる。ここでレイア将軍から撤退の令が出るがポーは無視し、爆撃機を出動させる。しかし、ファーストオーダーも大量のタイファイターで迎撃に出る。 反乱軍爆撃機パイロットのペイジ・ティコは、迎撃手も爆弾投下係も死んで、爆撃機にたった一人残されてしまう。ペイジは自分自身で爆弾投下ボタンを押し、ドレッドノートを沈めるのだが自身もその爆炎を受けて死んでいく。 いままでのスター・ウォーズ(以下SW)でも一兵卒の死は描かれてはいたが、ここまで叙情豊かに描いたのはep6でのイウォークの死を慈しむ仲間の描写以来か。し
約2年ぶりの更新。 ^^ ボリス・グロイスの論考「生政治時代の芸術 ―芸術作品からアート・ドキュメンテーションへ」について、勉強会でとりあげたので、簡単な要約と考えたことをメモ的に。 論考の初出は2002年のドクメンタ11図録、邦訳は2011年の「表象05」所収。 生政治について、表層的なイメージしか持っていない状態で読んだので、生政治関係の書籍を読んでから読めばまた違った読み方ができたのかもしれない。 勉強会のあとに下の番組を見たりして整理の参考にしました。 アート系トーク番組 art☆fun 生政治時代の芸術 ボリス・グロイスを読む アートによる歴史の救出/ドキュメント&アーカイブ ^^ 要約から まず、近年、芸術作品(アートワーク)から芸術の記録(アート・ドキュメンテーション)への移行が顕著に見られるという指摘がなされる。 芸術作品は、それ自体が芸術であるが、それゆえ芸術を指し示すこ
音楽 山本精一による初めてのカバーアルバム。収録曲は以下の通り。 Turn Turn Turn (Pete Seeger)I Believe In You (Neil Young)Circle Game (Joni Mitchell)For Absent Friends (Genesis)オーブル街(ザ・フォーク・クルセダーズ)失業手当 (高田渡)そして船は行くだろう(あがた森魚/岡田徹)Ramblin’Boy(Tom Paxton/高石友也/岡林信康)からっぽの世界 (ジャックス)We Shall Overcome(Pete Seeger Version) もしかしたら、何かの間違いで「山本精一って誰?」という人が読むかもしれないから一応簡単に説明を。元ボアダムスのメンバーであり、想い出波止場、羅針盤、MOST、ROVOなど多くのグループで活躍してきた異能のギタリストであり、21世紀に入
みなさんこんにちは。このブログを書いている伊藤聡ともうします。今年もまた「ふりかえる」の季節がやってきました。今年公開された映画についてふりかえりつつ、いただいた回答をまとめていきたいとおもいます。地味に続いてきたこの企画も11年め、開始当時にはまだ生まれていなかった甥っ子は9歳になり、わたしはけがをしたり病気をしたりすると、治るまでにえらく時間がかかるようになりました。年月が経過したわけですね。今年も、このような質問内容でアンケートを募りました。 名前/性別/ブログURLもしくはTwitterアカウント 2014年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください 2で選んだ映画のなかで、印象に残っている場面をひとつ教えてください 今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか ひとことコメント 今回の回答者は159人でした。回答いただきありがとうございます。毎年、ベスト10に入る作
みなさんこんにちは。このブログを書いている伊藤聡と申します。これから募集します「2014年の映画をふりかえる」は、今年見た映画のなかで好きだった作品を選んでもらい、全ての結果を集計することでランキングをつける企画です。地味に継続すること11年、毎年、どの映画がよかったかをみなさんに教えてもらい、リスト化してきました。今年も行いますので、映画ファンの方はぜひ参加してみてください。過去の結果は以下のようになっています。 2004年の映画をふりかえる 2005年の映画をふりかえる 2006年の映画をふりかえる 2007年の映画をふりかえる 2008年の映画をふりかえる 2009年の映画をふりかえる 2010年の映画をふりかえる 2011年の映画をふりかえる 2012年の映画をふりかえる 2013年の映画をふりかえる この企画にはコンセプトがありまして、今年よかった映画を挙げ、いいところをみんなで
さて、はっきりいって、廃棄物放置場所と化しており、全く更新してなかったこの日記でありますが、 いしかわじゅん氏「安彦良和は動きがかけない」⇒安彦氏「アニメーターの僕に、動きが描けないだって?」(「王道の狗」白泉社版4巻から) こっちのエントリを読んで思う事があったので更新しときます。内容は「映像コンテンツにおける動き」です。 まあ、上記のエントリの話は、いしかわじゅんが「安彦良和は動きがかけない」って批判してるわけなんですけど、これねえ、 こっちでアニメーターの西澤晋が全く逆のこと言ってて面白いんですがね(ちなみにこの本はとても良い本で絵を勉強してる人なら一読の価値があります)。どんな話かってーと、この本の野球のバッティングの4サイクルプロセスって話の所なんですが、引用しますが、 アニメの場合はすべての行程を描くことができますが、漫画はその中の一枚ないし二枚で動きを表現します。しかも、すべ
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