カナダ保健省が緑茶抽出物摂取との関連が疑われる肝毒性の事例を公表 (070116) 2007年1月、カナダ保健省 (Health Canada) は緑茶抽出物製品の摂取との関連が疑われる肝毒性の事例を公表しています。これは、因果関係は不明でも類似した被害事例が報告されやすくするため、積極的に公表しているものです。 詳細はカナダ保健省ウェブページ (英語) をご参照下さい。 公表された事例は、42歳の女性が黄疸と腹部の不快を訴えて入院し、その後さらに症状が悪化して肝移植を受けたという内容です。女性は緑茶抽出物を含む製品 (カフェインは除き、カテキンを1カプセル中100 mg含有するもの) を1日6カプセル (カテキンとして600 mg/日) 、6ヶ月間摂取していました。製品の利用目的は体重減少ですが、カナダでは承認されていません。また、女性は家庭でノミスプレー (成分不明) を使用しており、