BSDのlprに代わり、最近ではLinux/Unix用のオープンソースの標準的な印刷システムとなったCUPS (Common UNIX Printing System)ですが、開発元のアナウンスによると、AppleがCUPSのソースコードの所有権を買収し、作者Michael R. Sweet氏を雇用したとのことです。FAQを見るとSweet氏はAppleでは必ずしもCUPSとは関係ない仕事をするようですが、ライセンスは従来どおりGPL2/LGPL2のオープンソースのままで開発しつづけるとのこと。 2002年からはMac OS Xの印刷システムとしても採用されていたので自然な成り行きですが、今後の進展に期待したいと思います。