いつもHRナビをご覧頂きまして誠にありがとうございます. この度,誠に勝手ながら2018年9月30日(日)を持ちまして, サービスを終了させていただくことになりました. 突然の終了となりますことを深くお詫び申し上げます. これまで多くの皆様にご愛顧頂き,誠にありがとうございました. サービス終了日時 2018年9月30日(日) 23:59
増井さんが「今、気になる人」に直撃する連載。前編では、PHPの独自フレームワークで開発したチャットワークをScalaで刷新すると宣言したChatWorkの山本正喜CTOに、プロジェクトの進捗と、このプロジェクトがもたらした影響について聞きました。 後編では、チャットワークの未来像や、技術的負債を抱えないための方法論などについて、話を進めていきます。 苦労して育て上げたPHPを捨てるメリットとは? 増井:現行のシステムはまだPHPで動いてるんですよね? 山本:そうです。 増井:10万4000社が使っている大規模サービスなのに、特に大きな問題はないんですか? 山本:今は安定していますから問題はありません。でも3年ぐらい前までは、大きな障害を起こすことが度々あったので、正直、大丈夫とは言い切れない部分がありました。増井さんならよくご存じでしょうが、大規模なシステムでPHPを使う時には、気をつける
本当にScala化できるんですか? 増井:今日は、チャットワークをPHPからScalaに切り替えるお話を伺うためにやって来ました。 山本:はい。 増井:僕がこの話を知ったのは、ちょうど2年ぐらい前に読んだブログのエントリだったんです。いきなり失礼なんですが、僕はこの話を知って、ぶっちゃけアホじゃないかと思ったんですよ。 山本:あはは(笑) 増井:基本的に開発言語やフレームワーク、方法論を同時に変えるって結構大きな変更ですよね? 山本:そう思います。 増井:それなのに、この決断を発表された当時、御社にはScalaエンジニアがいなかったそうじゃないですか。「本当に大丈夫なのかな?」と思って、気になってたんです。昨年春には「Scala採用を決めて一年たった、CTOの雑感」というエントリをポストされていましたが、さらに1年経った今はどんな状況なんですか? 山本:ひと言で申し上げると「絶賛移行中」と
SnapchatにInstagram、少し前にはTwitterやFacebookと、インターネット上で他のユーザーと交流するサービスには新規参入が多い。しかし、今も一部のファンに愛用されているのがBBS(Bulletin Board System)=「電子掲示板」だ。 SNSという言葉が一般化する以前は、BBSを通じて新たな友人を見つけた人も少なくないだろう。BBSの登場により、連絡先がわかる特定の相手との交流だけでなく、不特定多数とのコミュニケーションが可能になった。今も複数のBBSサービスが存在するが、いまなお利用されている老舗BBSの1つが『teacup.』(ティーカップ)である。 1997年から継続されているこのサービスは、現在も黒字で運営されているという。そこで、teacup.を運営するGMOメディア株式会社を訪問し、サービスがこれまで継続している理由、そしてコミュニケーションサ
ウェブページのアーカイブを保存しておくために欠かせない「ウェブ魚拓」は2005年にリリースされた老舗サービスだ。ユーザーからの切実なニーズに応え、有料課金で長いあいだ継続的に収益をあげている稀有な事例である。 そんなウェブ魚拓を運営する会社の創業者である新沼大樹さんはどんな人物なのか。前回は開発秘話やネット炎上について聞いたが、今回は新沼さん本人の知られざる一面に迫った。 スタートアップ経営者として成功していながら、なぜかネット業界よりも、“筋トレ業界”で有名のようだ。(取材場所は宮城県内にある新沼さん宅) トランプを素手でやぶるのはトレーニングだった –すごい…。このトランプはどういうことなんでしょうか? トランプを破るのは“握力”における有名な技で、一時期流行ったんです。流行ったといっても、できるは人あまりいないかもしれませんが。 –新沼さんの場合はもう簡単に破けちゃうものなんですか。
ウェブページのアーカイブを記録するサービスとして長く愛されている「ウェブ魚拓」。なんと2015年でオープンから10周年を迎えたそうだ。ネットの(炎上の)歴史とともにじわじわとユーザー数を伸ばしてきた。 そもそも誰がなんのために作ったサービスなんだろう?と思っている人も多そうだが、じつは広告収益よりも課金サービスのほうが好調な、手堅くはっきりとしたニーズに支えられたネットサービスだ。 そんなウェブ魚拓のアイデアを生み出し、運営会社の創業者でもある新沼大樹さんにサービスを作ろうとした経緯や、思い出に残るネット炎上、そして知られざる新沼さんご本人のワークスタイルについて聞いた。(取材場所は宮城県内にある新沼さん宅) ※ウェブ業界きっての肉体派・新沼さんの知られざる素顔に迫った後編はこちら。 消えていく不都合な情報、「もやもやする」気持ちがきっかけ ーーウェブ魚拓ってもう10周年になるんですね。そ
機動警察パトレイバー、鉄腕バーディー、白暮のクロニクルなど近未来SFを数多く手がけてきたマンガ家ゆうきまさみ氏。80年代から現在に至るまで、人気作を次々と生みだしてきた氏の作品に、HRナビ読者も親しんだ人が多いはずだ。 氏が描く世界では、皮肉の効いたギャグを交えながら、ちょっと世間からはズレた、けれども優秀なチームが困難な問題を解決していく様が丁寧に描かれている。ゆうきまさみ氏は、なぜ魅力的なチームや上司を描き続けることができるのか? そこにある本質は何か?マンガ、アニメ、映画と現在も人気が続く機動警察パトレイバーの話題を中心にじっくり話を聞いた。 『機動警察パトレイバー 劇場版』(1989年公開)より。人型作業機械「レイバー」と警視庁特車2課の活躍が描かれる。劇場版は他に2作品、TVアニメシリーズは動画配信サイトで一部無料視聴も可能。(販売:バンダイビジュアル・発売:2008年7月2日・
小学校の授業に一風変わった教育手法を持ちこみ、子どもたちのモチベーションを上げまくっている先生がいる。東京学芸大学附属世田谷小学校の沼田晶弘先生の授業風景は、まるで司会者とひな壇芸人のようだ。 「皆さんがイメージしている普通の授業が国会答弁みたいな感じだとすると、僕の授業はそういう決まった形がありません」 沼田先生が問いかけると、子どもたちはどんどん話す。そこにツッコミを入れつつ、話を広げたり、ほかの子に振ったり、最後に先生がオチを持っていこうとすると、また子どもたちが取り返す。 なぜそんなアクティブな授業が可能なのか。子どもってもっと気難しい存在じゃないの? なんて、ついつい不思議に思ってしまう。子どもをやる気にさせるマジックはきっと大人にとっても参考になるはずだ、ということで沼田先生にいろいろな話を聞いてきた。たぶん新人教育に悩む先輩社員なんかにも参考になるだろう。 「先生の授業はお笑
はじめまして、リクルートの夏目和樹です。普段はなつめぐと呼ばれて、いま皆さんが見ているHRナビの編集長をしています。 HRナビが始まって1年になりました。これまでなぜリクルートがHRナビというメディアをやっているのか、ちゃんと外向けに説明したことがないので、今回HRナビについて初めてお話したいと思います。 「リクルートってネットっぽくないんだよね」 数年前のある日、某テック系メディアの方と話していて、ポロッとこんなことを言われたんです。 「リクルートが自分たちで作って、みんなが喜んでシェアしているコンテンツや記事がない。新聞やCMはあるけど、タイムラインにリクルートって流れてこないよ」 これは結構ショックでした。 リクルートという会社はエンジニアもたくさんいるし、面白いサービスも出しています。自分たちではネットっぽいと思っていたのに、なんで社外からはそんなイメージを持ってもらえてなかったの
「Ruby 2が一般化した今、そろそろ新しいことを始めよう。これはRuby 3.0への扉を開く宣言です。未来へ備えよう。コミュニティとして死なないように、ワクワクする未来を妄想しよう。新しいことを始めよう」 こんな風に開発コミュニティに呼びかけたのは、世界的に人気の高いプログラミング言語「Ruby」(ルビー)の生みの親で言語設計者のまつもとゆきひろ氏だ。この「宣言」とも言える発言は、2014年9月に開催された「RubyKaigi 2014」で出てきたものだ。基調講演をしたまつもと氏は、講演の中で初めてRuby 3.0というメジャーバージョンへ言及して、次なるマイルストーンとして設定することを公の場で宣言した。 まつもと氏によれば、Rubyのコア開発者はこの何年かはRuby 2で忙しかったという。目の前にある現行バージョンのRuby 2をどうするかということや、機能の安定化、メモリ周辺の改善
Windowsでテキストエディタといえば、ほとんどの人が同じものを思い浮かべるのではないだろうか。もちろん「秀丸」である。いまも多くの人がPCをセットアップするときにまずインストールするソフトウェアの1つだ。 1990年代半ばに生まれ、20年以上にわたって使われてきている。開発者の斉藤秀夫さんは秀丸があまりに売れたため、当時勤めていた大企業を退職して独立した。元祖ソフトウェアスタートアップともいうべき存在である。 そんな斉藤さんにいろいろ聞いてみた。Mac版は出ないのか? 秀丸御殿がたったのは本当? いまはスタートアップが成功しやすい? 自然体で答えてくれた斉藤さんのお話をどうぞ。 秀丸が好調で、「フェラーリに乗ってる」という噂も –「秀丸」シリーズの売上はピーク時で1億円を超え、「秀丸御殿」が建ったとか。 斉藤:Windows 95が出てきて世の中みんながWindowsを使うようになった
プログラマーのための情報共有サービス「Qiita(キータ)」は、国内のプログラマー人口が40-50万人と推計されているのに対して、月間100万UUを超える人気サービスだ。 そんなQiitaを運営するのはIncrements株式会社。代表取締役の海野弘成さんが京都大学の学部生だった頃に、ビジネスコンテストで知り合った仲間と3人で、2012年2月に創業した。経営者の顔を持つ一方で、自身もプログラマーとしてコードを書き、Qiitaのサービス向上をけん引してきた。経営者といえば文系出身者が多くを占めるなか、プログラマーが会社を経営したら、どんな会社ができあがるのだろうか? 創業から丸3年を迎えて引っ越したばかりだという渋谷のオフィスにて、詳しく話を聞いた。 海野弘成氏。1988年兵庫県生まれ。京都大学工学部情報学科在学中にはてなやGoogleにてソフトウェアエンジニアとしてインターンを経験。201
ずいぶん前のことだが、Webアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」が00年代後半にブームを巻き起こしたとき、強い主張を持つソフトウェアとしてRailsは多くの議論を呼び起こした。その中でも最大のものはプログラマの生産性に関するもの。当時、すでにいくつも存在していたJavaベースのWebアプリケーション開発フレームワークに比べて、Ruby on Railsは10倍の生産性を達成できるという主張だ。 Rubyの生産性はJavaの10倍――。この主張が多くのエンジニアの琴線、もしくは逆鱗に触れた。「さすがに10倍は大げさだ」、「いや、現実に設定ファイルやコードを書く行数が劇的に減るのだから、そのぐらい当然だ」と意見が分かれたのだ。 2005年のリリースから約10年。Railsの生みの親で、今もプロジェクトをリードするデイビッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏は当時を振り返り
ネット上では「@higepon」のIDで知られる日本人のソフトウェアエンジニア、蓑輪太郎(みのわ・たろう)さんは、2014年9月現在、米国サンフランシスコ市内にあるTwitter本社に勤務している。前職であるサイボウズ・ラボを退職し、Twitterの日本法人へ転職したのは2年半前。ビザ手配の関係から渡米が遅れたが、1年8カ月ほど前に妻子を連れて家族ごとサンフランシスコへ移住した。 もともとエンジニアとしてアメリカで働いてみたいという憧れがあったという蓑輪さん。単に「憧れ」というだけではなく、着々とプログラミングや英語といったスキルを磨き上げて渡米したという印象が強い。「いつも当初の計画の数年遅れ(笑)」と自嘲気味に笑う蓑輪さんだが、数年単位で「憧れ」を1つずつ実現してきたことから周囲のエンジニアからも一目置かれる存在だ。 蓑輪さんは、趣味でOSや言語処理系を実装したり、IPAの未踏ソフトウ
須藤憲司(すどう・けんじ)。1980年生まれ。2003年に早稲田大学を卒業後、株式会社リクルート入社。同社のマーケティング部門、新規事業開発部門を経て、アドオプティマイゼーション推進室を立ち上げ。株式会社リクルートマーケティングパートナーズ執行役員で活躍の後、2013年にKAIZEN platform Inc.を米国で創業。 リクルート入社後、猛烈に働いてメキメキと頭角を現していった須藤憲司氏(現KAIZEN platform CEO)。最初の3年で量が質に転化するのを身をもって体験したというが、次の4年はもっと激しい。後にIT業界の各方面で成功するキラ星のような才能があふれる職場で、何をやっても上手くいかないというほど失敗を重ねたという。(前編はこちら) 何ひとつとして成功しなかった新規事業開発在籍時代 4年目で異動になりました。事業開発室というところで、先日話題になっていた、nanap
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く